ワラサ釣りに必要なタックル・釣り方、竿、リール、仕掛け、ライン、道糸


ワラサは秋から春にかけて船釣りで狙える人気のターゲットです。

ワラサの魅力は非常に強い引きを手軽に味わえる事。ブリになると魚食性が高くなりコマセ釣りでは釣り難くなりますが、ワラサならコマセもよく食べるので簡単に数釣りを楽しめます。

筆者が住む関東でだと1日でブリを10本釣るのは難しいですが、ワラサなら当たり日に乗船できれば1人で15〜20本以上釣れる日もありますよ。

 

ワラサってどんな魚?


ワラサは出世魚であるブリ(鰤)の若魚で、地域差はありますが概ね60cm〜79cmの個体をワラサと呼びます。
地域によっては重量を基準に判断する場合もありますね。

 

ワラサのタックル


パワーのあるワラサには専用のタックルを用意したいところ。
やはり専用の竿だと魚の引きもより楽しめますよ。最近はライトなタックルでもワラサ釣りに対応できるパワーのある竿が増えてきました。

ロッド


ワラサ釣りではコマセを振り易い胴に張りのある6:4〜7:3調子の竿が使用されています。
対象魚にワラサが記載されている青物用の専用竿がベストですが、強めの真鯛竿、アジ竿、深場竿でも流用はできます。

重り負荷は地域や水深によりますが、東京湾なら80号のビシを使用するので、重り負荷が60〜150号に対応していれば大丈夫でしょう。
使用するビシの号数は釣りに行く船宿に確認して下さい。

 

リール

ワラサ用のリールは4〜6号のPEラインが200m以上巻けるリールであれば、電動リール/手巻きリールどちらでも構いません。
手巻きリールの方がワラサの醍醐味である引きの強さを楽しめます。

【電動リール】
ダイワ 300〜400番/シマノ 800〜1000番の電動リールがワラサ釣りに適しています。

該当機種
《ダイワ》
シーボーグ300MJ、シーボーグ300J、シーボーグ400J、レオブリッツ300Jなど

《シマノ》
フォースマスター800、フォースマスター1000、プレイズ800、プレイズ1000など

【手巻きリール】
手巻きリールを使用するならパワーハンドルタイプのローギアをお勧めします。
ドラグ力は最低6〜8kgは必ず必要にるので良く確認して下さい。可能な限り最大ドラグ力が8kg以上のリールを選びましょう。

《ダイワ》
ダイナスター300、

《シマノ》
バルケッタSC800/1000、チタノス船800/1000など

 

ライン


PEラインの4〜6号で10m毎に色分けされ・5m・1mマーカーが入った製品が使用されています。
強度的には3号も十分使えるのですが、ワラサ釣りはオマツリが多いため、傷や劣化による強度の低下も考慮してPEラインの4号以上を選択しましょう。
長さは200mもあれば十分です。

ビシ
関東・東京湾ではビシLサイズの80号が使用されています。自分は荷物が重くなるのでビシだけは船宿でレンタルします。

天秤
自分はアタリが出やすい形状記憶合金製のストレート天秤が好みですけど、天秤で釣果が大きく変わるかは微妙な所。
特に拘りが無ければビシ・天秤共にレンタルで構いません。

クッションゴム
クッションゴムはワラサの引きを吸収してハリス切れを防ぐ役割があります。
ロッドパワーある固い竿の場合は青物、ワラサ用のクッションゴムを使用します。

経験上、ライトゲームロッドやマダイ竿など、よく曲がる柔らかい竿ならクッションゴムは無くても大丈夫です。

 

仕掛け


ワラサ釣りの仕掛けは6〜8号ハリスの長さ6mが主力です。
鈎の大きさはヒラマサ鈎の10〜11号を使用。食い渋り時にはハリスを細くしたり、真鯛鈎の8号など小さめの鈎に変えるのも効果があります。

 

その他・小物類

スナップ
道糸とビシを接続するスナップは大きくて頑丈な製品を選びましょう。
スナップは特に大きすぎても困りません。

ロッドホルダー
使いやすいホルダーを持参するのも良し。船宿でレンタルするのも良しです。

付けエサ
必要に応じて船宿で購入、又は持参しましょう。
自分が乗る船ではオキアミコマセの質が良いのでコマセから選別できました。

 

ワラサの釣り方

ドラグ力
ワラサ釣りはお祭りが多い釣り物なので、ハリスが耐えられる範囲で極力ゴリゴリ巻きたい所です。

個人的な経験上、ワラサ釣りでは6kgのドラグ力が基準になります。
70cm前後のワラサだとドラグ力が6kgでも強く引くと1〜3mほどラインを出されます。ワラサのサイズに応じてドラグ力を調節して下さい。

糸が3m以上ズルズル出されるようならドラグ設定が弱すぎます。

あくまで最大ドラグ力6kgのリールをフルドラグにした物を基準にしているので、実際スケールで6kgなのか計った訳じゃない点はご理解下さい。

 

エサの付け方
付けエサにするオキアミは尾羽を切って使用します。
鈎を尾羽を切った尾の先から、やや背中よりで刺し通し、オキアミが真っ直ぐになる位置で腹側から針先を出します。

1本刺し
基本的なエサの付け方。

抱き合わせ

※画像はキハダ釣りの物。
オキアミの腹と腹が向き合う様に鈎に刺した状態。1匹目の付け方は1本刺しと同様。2本目は体半分と尾羽の中間くらいに鈎を刺す。
腹の真ん中に鈎を刺すと回って傾いてしまう。

抱き合わせ+イカタン
抱き合わせるオキアミの間にイカタンを挟むのも有効らしい。

 

タナ取り

タナ取りは地域によって上からの場合と下からの場合があります。
また、ビシの位置を基準にするか付けエサの位置を基準にするのか、船宿によって違う場合もあるので必ず確認しましょう。

上からタナ取りする場合にはビシを下まで落として着底させるのはNGです。

【下からタナを取る場合】
ビシを海底まで落として指示ダナの手前4〜5mまで巻き上げ、そこからコマセを振りながら指示ダナに合わせます。

【海面からタナを取る場合】
ハリスが6mなら指示されたタナより3〜4mほど落とし、1m毎にコマセを振りながら指示ダナまで巻き上げます。

ワラサのアタリ

いきなり竿が大きく曲がる豪快なアタリがほとんどで、向こうアワセでフッキングします。ロッドを手に持ったら、念のため軽くアワセ入れておくとより安心です。

ワラサ釣りではアタリを取ってアワセを入れる必要はあまり無く、波が穏やかなら置き竿でアタリを待っても構いません。

時には食い上げや居食いもあるので竿から目を離さないようにしましょう。

 

ワラサとのやり取り


乗り合い船のワラサ釣りで緩いやり取りは禁物。
ドラグ設定は強く引かれた時だけラインを2〜3m以内で少し出す感じがベスト。
ヒットしてから10〜20秒はワラサも元気に引いてくるので、様子をよく見ながら巻き上げパワーを選択したいですね。

ただ巻くだけでは上がってこないなら、ポンピングも組み合わせて魚にプレッシャーをかけてガンガン勝負していこう。

浅ダナで釣るワラサは水面まで来ても余力が残っており気が抜けません。ロッドをホルダーに掛けた瞬間に走られり、手繰る作業を何度か繰り返すうちにバラシてしまう事もしばしばあります。

水面まで来たら頭を水面から出してタモ網に誘導しましょう。

 

血抜き処理


釣ったワラサを美味しく頂くなら血抜き処理はしたい。だが現在多くの釣り船では、サメを寄せない為に血抜きを禁止していることが多い。
どおしても血抜きしたいならクーラーボックスの中で行うように。

血抜きが可能な船でも配慮して、バケツの中で血抜きしよう。血抜きに使用した水は船がポイントを離れるまでは捨てないこと。

手軽に大物とのファイトが楽しめるワラサ釣りに是非挑戦して下さい。
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