磯投げ情報が廃刊に… 2018年9月号で最期

知らぬ間に人気の釣り雑誌「磯投げ情報」が廃刊になっていました。
凄い偶然で、たまたま釣具店にルアーを買いに行った時に、レジ脇に置いてあった磯投げ情報を数年振りにたまたま購入していました。
釣りを始めた頃にお世話になった雑誌なので、何かの縁だったのかもしれませんね。たまには読んでみるかって感じで、会計の途中にふと手が伸びたんです。

筆者の行く釣具店ではレジカウンターの端に積み重ねて置いてあり、初心者が気軽に手に取りやすい明るく賑やかな表紙が強く印象に残っています。

釣った魚を持って喜ぶ釣り人の笑顔や色鮮やかな魚達の姿を忘れることは出来ません。
筆者も少しだけ「磯投げ情報」に貢献していたりして、思い出深いバックナンバーは捨てずに玄関の下駄箱の上に並べてあります(笑)

昔は「今月の大物賞」ってコーナーにシーバスの写真を投稿したものです。滅多に採用されませんでしたけどねー。

 

磯投げ情報とは?


磯投げ情報は確か1992年から【関東・東海・常盤・新潟】エリアの釣り情報を発信していた人気釣り雑誌です。

「磯投げ」と書きますが、普通に船釣りの情報も掲載されて、筆者も磯投げ情報に載っていた船釣りの記事を読んで興味を持ち船釣りを始めました。
普段なら調べもしない新しい釣りの扉を開いてくれた思い出深い雑誌です。

 

雑誌には紙媒体の良さがある


雑誌だと興味の無い情報でもページをめくって行くと目に止まり、そこから興味を持って新しい釣りを始めたり、コアな釣り人の仕掛けに感心することも多いのです。

ネットだと自分の知りたい情報だけ調べてお終いってことが多いですよね。

す〜さんも始めて購入した「磯投げ情報」で見た江ノ島で青物が釣れる情報からショアジギングやカゴ釣りを始めましたから。

 

なんで廃刊になってしまったのか?

以下海悠出版のHPより

お別れとお詫び
突然ではございますが、月刊「磯・投げ情報」は2018年9号で最後の発行となります。
ご愛読いただいていた皆様、労力を惜しまず協力してくれた筆者の皆様、雑誌作りにご参加いただいた皆様、サポートしていただいた釣具メーカー各位に、まずは心より御礼を申し上げます。
最良の読者と最強の筆者に支えられながら、このようなかたちで幕を引くことは、慚愧の念に堪えません。多くの方々の期待を裏切ったことを深くお詫びいたします。
釣りは人生を豊かにする遊びです。釣り竿を手に、海辺へ出かける皆様に、これからも幸せな出会いがあることをお祈りいたします。
あらためて、ありがとうございました。

2018年8月 
月刊「磯・投げ情報」編集長 飯田敦、編集部一同

 

発行部数の低迷と雑誌の限界


やはり廃刊に追い込まれた要因として発行部数の低迷があるでしょう。毎号かなりの記事数でボリュームが凄い雑誌なんで、取材と執筆に結構な人件費が掛かっているはずです。

磯投げ情報は初心者の人から釣り好きの人に向けた情報を発信する釣り雑誌でしたが、やはり1年も読めば一通り必要な情報が揃ってしまいます。
漫画雑誌と違い定期購読する様な内容でもないですし、釣り雑誌の宿命で寒くなる冬場は売り上げも低迷しているでしょう。

 

情報が少し古い

磯投げ情報は月1発行の雑誌であるが故に半月〜1ヶ月前の情報も多く、現代のブログやTwitteなどSNSで釣果情報の収集ができる時代では、情報の新鮮さであまりに遅れを取ってしまいます。

筆者的には釣り場の情報とタックル、ルアーの情報を手に入れる為の媒体でした。

気に入った釣り場が見つかったら、あとはその場所の情報をSNSやブログで収集したり、釣果情報は関係なくその釣り場に通うだけの人も多いはずです。

釣り雑誌に限らず、漫画雑誌もダウンロードが多くなり紙媒体の発行部数が低迷していますし、紙媒体と言う情報発信の方法自体が限界を迎えているのでしょう。

通信販売の普及も追い打ちをかけた?
筆者は近年、安くてポイントも使える通販を利用するので、釣具店へ出向く機会も少なくなりました。ルアーとか小物を実際のカラーやサイズ感を見て買いたい時だけ最初の1つは実店舗で購入するくらいです。

店舗に行かないと書籍を手に取る機会が無いし、雑誌の存在を知らなければ通販で雑誌をカートに入れる事もないでしょう。

 

釣り場をネットで調べられる

ネットの普及による影響が最も大きいと考えられます。
「〇〇県 海釣り 釣り場」などのワードで調べると、簡単に釣り場の詳しい情報や写真を検索することができます。
ネットの普及で釣り場を探す用途として雑誌に頼る必要がなくなってしまいました。
ネットなら何が釣れるのか、どんな仕掛けが良いのかも簡単に解ってしまいますからね。雑誌だと欲しい情報が載っているとも限りませんし。

結果的に釣り雑誌に限らず、雑誌業界もペーパーレス化が進んでおり、釣り雑誌はその波に乗って付いて行けなかったと言う事でしょう。

釣り雑誌なんだから波に乗って欲しかったんですけどね。
年会費制の有料アプリで「磯投げ情報」を作れば良かったのに。雑誌と違いアプリなら発行を待たずして記事や釣果情報もリアルタイムで発信できますからね。

《最後に》
筆者は子供も楽しく読める写真も豊富な「磯投げ情報」の様な釣り雑誌の復活を望んでいます。

ネットだけじゃ新たな発見が少ないし、興味の無いことは目に入りせん。ページをめくると新しい発見が勝手に飛び込んでくる雑誌の存在は大きいのです。

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