由比漁港は静岡市にある大きな堤防を持つ漁港です。
由比漁港の釣り場は、駐車場から近い漁港内の岸壁と、「旧堤防」と「新堤防」からなる2つの堤防です。
釣り場は駐車場やトイレにも近いので、女性同伴での釣りや、ファミリーフィッシングにもおすすめですよ。
非常に広い釣り場を持つ由比漁港なのですが、一部の釣り人のマナーがとても悪いので、2015年頃に釣り禁止のエリアが指定されています。
違法駐車、停泊中の船への立ち入り、汚した釣り場の後片付けをしない、ゴミのポイ捨てなど、これ以外にも多数の苦情が報告されていました。
故意ではないでしょうが、釣り人がロープに掛けた針で沢山の怪我人が出ています。
下記紹介している「由比漁港のルール」は必ず守って下さいね!

サビキ釣りなら初心者でも簡単にアジやイワシが釣れますよ!
由比漁港の情報
【所在地】
静岡県静岡市清水区由比1072-3
由比漁港
【アクセス】
JR東海道線 由比駅より徒歩15分くらい。
東名清水インタ-より、国道1号線のパイパスを興津方面へ15分くらい。
【周辺施設】
駐車場
トイレ
【由比漁港で釣れる魚】

出展https://blogs.yahoo.co.jp/dragon_fiy88/17527745.html
クロダイ、メジナ、シーバス
アジ、イワシ、サバ、ソウダガツオ、ワカシ、イナダ、シイラ、カマス、サヨリ
シロギス 、ハゼ、メゴチ、カワハギ
アオリイカ、タコ
由比漁港のルール
由比漁港の釣り場は、釣り人のマナーが非常に悪く、一時的に全面釣りが禁止になったことがあります。
関係者への交渉により、現在では定められたルールの下で、由比漁港の大部分で釣りを楽しめるようになりました。
1. 新堤防の高い場所等、立入禁止区域に立ち入らない。
2. 漁船の航行時には自主的に仕掛けを引き上げる。
3. 自分の出したゴミは持ち帰る。
4. 停泊している漁船に立ち入らない。
5. 堤防にピトンなどの金具を打ち込まない。
普通の釣り人、いや普通の人間なら守れる初歩的なルールばかりです。また漁港関係者との間でトラブルが起きれば、由比漁港の釣りが全面禁止になるかもしれません。
釣り人は由比漁港の敷地を使わせて貰っている訳ですから、由比漁港のルールは必ず守って下さいね!
由比漁港の釣り場
由比漁港の釣り場で1番近いのは、駐車場の直ぐ目の前にあるAの岸壁です。
2つある堤防の先端は青物が狙えるポイントですが、Cの「新堤防」の外海側が立ち入り禁止に指定され、以前と比べて、由比港は青物狙いでの利用には向かなくなりました。
水深は足元で4〜5mくらい、船の出入り口に近いほど少し水深が深くなります。
A.漁港前の岸壁
岸壁右側・駐車場前
岸壁右側・側面

出展https://blogs.yahoo.co.jp/touring4610/7342334.html
岸壁左側

出展https://blogs.yahoo.co.jp/sukky457565y/35934430.html
由比漁港前の岸壁は駐車場の直ぐ目の前にあり、サビキ釣りでアジ、イワシ、サバなどを釣る事ができます。
夏から秋かけて、サヨリやカマスも回遊してきます。
漁港内に迷い込むのか、内側の岸壁でもソウダガツオが釣れる事もありますよ。
ライトルアーでアジ、メバル、カサゴ、シーバス(セイゴ)を釣る人も見受けられます。
岸壁左側の角付近は長い突堤の手前に短いと出っ張りがあり、凹んだ場所にテトラポットが入っています。
クロダイやメジナが釣れるポイントです。
アオリイカも釣れている様子

出展https://blogs.yahoo.co.jp/touring4610/7342334.html
墨跡があるので漁港内の岸壁でもアオリイカが釣れている様子です。アオリイカとは断言できませんが。
B.旧堤防


出展https://blogs.yahoo.co.jp/bbpch476/15630646.html
漁港の建物から近い場所にある短い堤防。
この堤防の周りは船道になっており、水深も深く漁港の入り口に近いため、アジや小型の青物が釣れポイントだ。
駐車場所によっては、Cの新堤防より駐車場から少し近い。
サビキ釣りでアジ、サバが釣れるし、ウキフカセ釣りでクロダイとメジナも釣れる。
エギングでアオリイカを狙う方も多いですね。
C.新堤防


出展https://blogs.yahoo.co.jp/j_brighten/45424321.html
新堤防先端
新堤防の先端は青物狙いではベストスポットでだったが、2015年に立ち入り禁止となった。
高さがありハシゴが無いと行けない場所で、イナダ、ソウダガツオ、タチウオがよく釣れていたポイントです。
新堤防・外海側

出展https://blogs.yahoo.co.jp/dragon_fiy88/17527745.html

出展https://blogs.yahoo.co.jp/fa_buru_hide/46258552.html
現在、新堤防の外海側全体が立ち入り禁止になっています。普通に歩いて行ける、由比漁港内側の釣り場は問題なく釣りが楽しめますよ!。
高さのあるハシゴを使用しないと立ち入れない場所が釣り禁止エリアになっています。
船の出入り口に近い場所ほど人気が高く、先端付近はクロダイやアオリイカがよく釣れるポイントです。

出展https://blogs.yahoo.co.jp/fa_buru_hide/46258552.html
初夏からメタルジグや投げサビキでカマスが入れ喰いだそう。新堤防は、漁港で釣る事の出来る大抵の魚が釣れる超人気の釣り場です。
新堤防を利用する際の注意点として、漁港に入ってくる船に気付きにくい点。船が仕掛けを巻き込んでしまう事故が度々あったそうです。
カゴ釣りや投げ釣りをする釣り人は十分に注意して下さい。
初心者でも簡単!由比港でおすすめの釣り方
サビキ釣り
サビキ釣りは、誰でも簡単に魚を釣ることの出来る、堤防釣りでは定番の釣り方です。 エサ付けが不要なことから、餌を触るのが苦手な女性や子供にもおすすめ。堤防釣り、ファミリーフィッシングで最も人気のある釣り方です。
【サビキ釣りで釣れる魚】
アジ、イワシ、サバ、サッパ、コノシロ、カマス、ウミタナゴ、メバル
メジナ、シマダイ、カワハギ
《サビキ釣りに必要な道具》
・タックル
磯竿/コンパクトロッド/ルアーロッドなど2.5〜5.3mの釣竿。 小型スピニングリールにナイロンライン:2〜4号を巻いた物。
・仕掛け
サビキ仕掛け、コマセカゴ、オモリ
・その他の道具
水汲みバケツ、ハサミ、プライヤー、魚掴み、タオル、アミコマセ(撒き餌)
【釣竿/ロッド】
経験談として、サビキ釣りに使用する釣竿は絶対に長い方が釣れます。
イワシやサバのような回遊している魚は、護岸から少し離れた場所を泳いでいることが多いので、最低でも足下から2mくらい離れた場所が狙える全長2.5m以上の釣竿を使おう。
3m以上の万能竿やコンパクトロッド、磯竿なら4.5〜5.3mの長さおすすめ。2m未満のショートロッドと3m以上の長い竿では、状況によって釣果に雲泥の差がでる事も多いですよ。
【リール】
2〜4号のナイロンラインを100m以上巻いた小型のスピニングリールを使用する。
使用するリールはリーズナブルな物で良いので、釣具店で店頭にぶら下がっている物や、ワゴンに入っている通称「ワゴンリール」で構いません。
道糸
堤防の足下狙いなら2〜3号の道糸のナイロンラインで大丈夫です。
【サビキ仕掛け】
サビキ釣りでは、サビキ仕掛けの選択で釣果が決まると言っても良いくらい、サビキ仕掛けの選択が重要である。
堤防の足下狙いなら鈎のサイズが1〜2号、ハリスが0.8〜1.5号の小さな鈎が付いた仕掛けがおすすめです。
少し高価な「リアルアミ」などの名前が付いたアミエビにソックリな鈎が付いたサビキ仕掛けは凄く釣れますよ!。良いサビキ仕掛けはコマセを撒かなくても魚が通るとガンガン食いつきます!。
【オモリの号数】
足下狙いでは3〜6号くらいのナス型オモリを使用します。オモリはサビキ仕掛けの一番下にあるスナップに取り付けます。
【アミコマセ】
アミコマセに「冷凍ブロック」と、解凍不要ですぐに使える「常温保存タイプ」の2種類が存在します。
冷凍ブロックのアミコマセは量の割に安いので、1日釣りをするような人や、複数人で釣りを楽しむ人は冷凍ブロックを購入するのがおすすめ。
使用するアミコマセの量は撒き具合にもよりますが、半日で1人2kgくらいあれば大丈夫です。
常温保存ができるアミコマセもあり、買ってすぐに使えるし、数日前に買って置いておけるのが特徴。 手を汚すことなく扱えるように、工夫が施されたパッケージに入っている物が多く、手や釣り場も汚さない扱い易さも魅力です。
冷凍ブロックで持つか不安な場合の予備として買っておくのも良いですね。
高温を避ければ常温で腐らず年単位で保存ができるので、もし使わなかったとしても当分は大丈夫です。価格は、常温保存できる代わりに少し割高になります。
《サビキ釣りの準備》
【タックルを準備しよう】
釣り場に付いたら釣竿のガイドに道糸を通し、道糸にサビキ仕掛けをセットして竿を伸ばします。ガイドは必ず真っ直ぐになるようにセッティングしましょう。
【アミコマセの準備】
①ザルで水を切る
アミコマセからはドリップが出るのでザルにブロックを入れて解凍します。 基本的にこのまま使用可能です。
②バケツの海水に入れて解凍
小型のバケツに海水を半分くらい入れて、冷凍ブロックを投入します。素早く解凍出来るので、急いでいる場合におすすめです。
解凍したいコマセはザルで水を切って使用します。
下カゴ式の仕掛けならカゴをバケツの底に落として上下に動かせば、カゴにコマセが入るので、コマセを詰める手間を省くことができますよ。
コマセが減ってカゴに入り辛くなってきたら、ザルで濾してスプーンで入れて下さい。
③配合餌と混ぜる
アジパワーなどの粉状の配合餌と混ぜると集魚力がUP、カサ増しにもなり、さらにドリップも吸収してくれるので一石三鳥‼︎。
使い捨てのビニール手袋をして混ぜるのが一番しっかりと混ぜられます。バケツの角に粉が溜まりやすいのでシッカリ混ぜ込みましょう。
混ぜ具合は配合餌のパッケージに書いてある説明を参考にして下さい。
《サビキ釣りの釣り方》
コマセをカゴに詰めたら垂直に仕掛けを投入します。 この時糸が巻かれているリールのスプールには人差し指を添えておき、狙いたいタナまで落としたら人差し指でラインの放出を止めベールを戻します。
次に竿先を水平よりやや下げて、竿先を2〜3回上下60cmくらい動かしてコマセを撒いたら、あとは動かさずに竿を水平に構えてアタリが出るのを待ちます。
直ぐ近くに魚がいれば10秒も待たずに何らかの反応があるはずです。魚が針に掛かると、ハッキリと竿にブルブル振動が伝わるので、ゆっくり巻き上げましょう。
アタリが出てから少し待って追食いさせ、多点掛けを狙うと効率よく数釣りができますが、オモリの重さに対して魚がのパワーが強いと、仕掛けを引っ張り上げてしまい、グシャグシャに絡んでしまうので注意が必要です。
仕掛けが絡まるならオモリを重くするか、早めに回収しましょう。ゆっくり巻き上げながら追い食いを誘うのも一つのテクニックです。

(5)誰でも簡単!サビキ 釣り 入門 セット [270] /入門セット 仕掛け 釣りセット 初心者 ロッド リール ファミリー レジャー 波止 釣り竿 釣具 海釣り 投げ竿 フィッシング 初心者
ウキサビキ釣り
浮サビキ釣りは、通常のサビキ釣りに加えて少し仕掛けを構成するパーツが増えるので最初は難しいかもしれませんが、慣れてしまえば釣り方も簡単ですよ。
何より、サバやイナダなど、30〜40cmクラスの大物も狙えるのが浮サビキ釣りの魅力です。
《浮サビキ釣りに必要な道具》

出展 http://アジ釣り.net/ukisabiki.html
・釣竿
2.5〜5.3m、10号くらいまでの仕掛けを投げられる物。
・リール
中型スピニングリール、3〜4号ラインが150m巻ける物。
・浮/ウキ
5〜10号浮力のプラ浮や発泡浮
・オモリ
ウキの浮力と適合するナス型オモリ。
・ウキ止め糸
ウキ止め糸を結んだ場所がウキ止めになり、ウキ止め糸を結ぶ場所を変えることで自由にタナを変更できる。
・シモリ玉
ウキの穴が大きいとウキ止め糸をすり抜けてしまう、そこで道糸の号数と適合する穴の空いたシモリ玉を取り付ける。
・カゴ
ウキサビキ釣りではプラカゴが使用されます。
・サビキ仕掛け
40cmくらいの魚を狙うなら、ハリス2号以上、幹糸が3号以上のサビキ仕掛けを使用しましょう。
《釣り方 》
仕掛けのセッティングは、シモリ玉→ウキ→プラカゴ→サビキ仕掛け→オモリの順に取り付ける。
最後に狙いたいタナの水深に合わせて、サビキ仕掛けの位置から、狙いたい水深だけ離れた位置にウキ止め糸を取り付けよう。
仕掛けを投げる際には、スプールに軽く人差し指を添えてサミングを行うと仕掛けが絡みにくい。着水時にサミングしないと、先に着水したサビキ仕掛けにプラカゴが落下してしまい、サビキ仕掛けが絡まってしまいます。
仕掛けが安定してウキに重みが乗ったら、1〜2回竿を煽りコマセを撒いて魚を集めよう。
反応がないなら、上か下に1mづつタナを変えながら魚の居るタナを探ってみよう。 どうしても釣れるタナがわからない場合は、周りの釣れている人に聞くのが1番ですよ!。

サビキ釣りセット かんたんサビキセット Aタイプ(下カゴ仕様) (サビキ仕掛けセット)
釣った魚は早めにクーラーに入れよう!
釣った魚は水汲みバケツに入れることが多いと思いますが、ある程度バケツに溜ってきたら、死んでしまう前に氷と海水を入れたクーラーボックスに入れましょう。
特にサバやカツオは常温だと、死亡した直後から人体に有害なヒスタミンを生成し始めます。サバに限らず、釣った魚は早めに冷やすことで、安全に美味しく食べることができますよ!。
