河原子港は茨城県の日立市にある漁港の釣り場で、漁港内には駐車場やトイレ、砂浜まである。
河原子港にある2本の堤防には、全体にテトラポットや敷石が設置されていて、クロダイやメジナ、根魚であるカサゴ やアイナメの釣果も良い釣り場です。
漁港内に砂浜がある通り、海底は砂地か砂泥地なので、投げ釣りでシロギスやイシモチ、カレイを釣ることができる。投げ釣りをするなら船には注意したい。
テトラポットや堤防から、ウキ釣りでクロダイを釣るのもおすすめ。
セイゴが多いものの、シーバス(スズキ)の数も多い。
堤防の先端から外海方向は青物も狙える。5月頃からサバの回遊が始まり。8〜9月頃からはソウダガツオやイナダが回遊することもある。
有料ですが河原子漁港内の駐車場に、1回1000円で駐車が可能です。
河原子港の砂浜は夏期にレジャー客も訪れるので、注意して釣りを楽しもう。

河原子港の情報
【所在地】
〒316-0005
茨城県日立市 河原子町
【周辺施設】
駐車場
トイレ
【河原子漁港で釣れる魚】
クロダイ、メジナ、シーバス
駐車場
駐車場の利用は1回1000円。
利用可能時間はAM8時からPM4時30分までのようです。
季節などにより変更されている可能性もあります。
釣り場

A.河原子港・北堤防
河原子港の北側(左側)にある全長200mほどの堤防。
堤防全体にテトラポットが設置されているため、テトラポットの上から釣りをする。
堤防は高さも引くテトラポットの傾斜も緩やかなので、慣れた人なら比較的釣りやすいテトラ帯と言えるでしょう。
探り釣りでカサゴやアイナメが釣れる他、ダンゴ釣りやフカセ釣りでクロダイ、メジナを釣るのも人気。
サイズは小型だが、河原子港はクロダイの数は多いようだ。
B.河原子港・北堤防の手前から中央

出展https://blogs.yahoo.co.jp/yosicyann2002/12618421.html

出展https://blogs.yahoo.co.jp/yosicyann2002/12618421.html
北堤防の手前から中央は、堤防に隣接する砂浜か、テトラポットの上から「ちょい投げ釣り」、「探り釣り」、「ウキ釣り」が楽しめます。
C.河原子港・南堤防
河原子港の南側にある長い堤防も釣りが楽しめる。
堤防の足下には傾斜がついた敷石が積み上げられており、仕掛けを真下に落とす釣りには適していない。
先端部分は高さがあり、頑張れば上に登れないことはないが、海面からの高さが6m近くもあるので釣り難いと思う。
南堤防では、ウキ釣りやちょい投げ釣り、カゴ釣りのように、少し仕掛けを投げれる釣り方がおすすめです。
こちらも敷石のおかげでクロダイの数は多く、ガイズサイズなら数も釣れているようだ。
足場が良いため、根魚狙いで探り歩くは最適で、ブラクリや胴突き仕掛けを使用して、カサゴ、アイナメを狙うのもおすすめ。
餌は短冊に切って塩で締めたサンマやサバ、イカなどの身エサが良い。
D.河原子港の砂浜

出展https://blogs.yahoo.co.jp/yosicyann2002/12618421.html

出展https://blogs.yahoo.co.jp/yosicyann2002/12618421.html
河原子港内と漁港外側にある海岸からは投げ釣りが楽しめ、シロギス 、イシモチ、カレイ、アイナメを釣ることができる。
テトラ上に人がいないなら、海岸からテトラ側に投げて、一気に長距離を探る事も可能。
カサゴ、アイナメは、胴突き仕掛けにサバやサンマの身エサを付けて釣ると良い。
レジャー客や船舶に往来には十分に注意を払って釣りを楽しんで下さい。
河原子海岸

出展https://blogs.yahoo.co.jp/yosicyann2002/12618421.html
河原子港の外にはなるが、隣接しる河原子海岸でも投げ釣りが可能。
シロギス、カレイを本格的に狙うなら外せないポイントです。
夏期を除けば人も少ない場所が多いので、釣り場には困らないでしょう。
釣具店
やまがた釣具店
【所在地】
茨城県日立市久慈町1丁目5−23
TEL:0294-52-3745
営業時間:6時~19時
定休日:年中無休
HP:http://yamagatatsurigu.com/
店舗外に釣りエサの自動販売機があり、24時間イソメが購入出来る。
上州屋キャンベル 日立店
【所在地】
茨城県日立市水木町2丁目26−1
TEL:0294-53-2444
営業時間:10時~20時(土日は4時~20時)
定休日:年中無休
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釣り方
ちょい投げ釣り
ちょい投げとは「投げ釣り」のライト版で、3〜10号くらいの軽い仕掛けを軽く投げ入れて、岸から近い場所の海底に生息している、ハゼやシロギスなどの魚を釣る釣り方です。
仕掛けの準備や釣り方も、海釣りの中で最も簡単と言えます。餌にイソメ(ゴカイ)を使用するので、女性の方は苦手かもしれませんが、近年、パワーイソメなど人工餌も販売されているので、イソメが苦手な人でもちょい投げ釣りを楽しめますよ!。
《必要な道具》
【釣竿/ロッド】
1.8〜2.7mくらいのコンパクトロッド、万能竿、ルアーロッドなど、オモリが投げられるロッドなら大抵の釣竿が使える。
【リール】
ナイロンラインの2〜3号か、PEラインの1〜2号を100〜150mほど巻いた小型スピニングリールを使用。
ラインが太いと受ける水の抵抗が増え、仕掛けが潮流で流されやすくなってしまいます。
【仕掛け/天秤】
投げ釣りには仕掛けの絡みを防止する「天秤」を使用します。
天秤は主に「L型天秤」と「ジェット天秤」が使用されます。L型天秤は最も一般的に使用される天秤で、多少潮流が早くても仕掛けが流されにくいのが特徴。
ジェット天秤は仕掛けの回収時に浮き上がりやすく、足元付近に根が有る場所では根掛かりを回避することができますが、その反面、潮流が早いとコロコロと転がるため仕掛けが流されやすい。
【投げ釣りの仕掛け】
投げ釣りは対象となるキスやハゼなどの魚が吸い込みやすい流線鈎で、2〜3本鈎の仕掛けが主流。
仕掛けには鈎のサイズが記載されているので、小さい仕掛けと大きい仕掛けを用意しておけば、キスやハゼから大きなイシモチ、カレイなどに対応することが出来ます。
【餌】
投げ釣りで使用率がされる餌だとイソメ(虫エサ)がお馴染みですが、イソメにも幾つかの種類がありますし、イソメ以外にも色々あるのでご紹介します。
餌ごとに動き、匂い、大きさと特長が違うので、うまく使い分ける事が釣果を伸ばすコツですね。
・アオイソメ
最もポピュラーなイソメ(虫エサ)で価格も比較的安価。あらゆり魚を釣る事ができる。アオイソメは生物発光すると言われており、夜釣りの餌としても向いている。
・イワイソメ
投げ釣りからウキ釣りまで幅広く使える大物狙いに使われるエサ。匂いが強く魚を引き寄せる。
アオイソメとは味が違うらしく、使い分けで釣果に違いが現れる。アオイソメとイワイソメを交互に鈎に付けて使う使い方もある。良く釣れるエサを探す場合に有効。
・ジャリメ(イシゴカイ)
細身の虫エサで、シロギスの数釣りに適していると言われる虫エサ。特にピンギスと呼ばれる小型のシロギスに有効な餌だ。
・コガネムシ
コガネムシとイワイソメはカレイ釣りで定番の虫エサ。身が柔らかく遠投には向かない。
・人工餌
虫エサが苦手な人には魚が好きな匂いを出す素材で人工的に作られた餌がおすすめ。
【石粉】
イソメに塗すと滑り難くなり掴みやすくなるアイテム。
【竿立て/三脚】
ちょい投げで置き竿にするなら竿立てが必須。釣竿は斜め45°くらいに設置しないと魚のアタリが分かりません。必ず三脚や竿受けに設置しましょう。
〈釣り方〉
餌はハゼ、キス、イシモチが狙いであればイソメを鈎に刺して、垂らしが1〜2cmくらいになるようにカットしますが、最新のうちはアピールを兼ねて、少し長めにつけると良いですね。
カレイが狙いなら、イソメを3匹くらい切らずに総掛けにする。
・仕掛けを投入
仕掛けを投げ入れ着底したら、糸フケ(タルミ)を巻き取り、道糸が出来るだけ真っ直ぐ張るようにします。タルミがあると魚が魚がヒットしたり餌を突っついても、なかなか竿にアタリが出ません。
・沢山釣るなら手持ちが1番!
ハゼやキス、イシモチを沢山釣りたいなら、置き竿にせず手持ちで釣るのが1番。仕掛けを動かすことが重要で、投げ入れたらだけでは、その場所に魚が居なければお終いです。
なので投げ釣りでは、竿やリールを使い、ゆっくりと仕掛けを移動させて魚の居場所を探します。
竿で仕掛けを引っ張り動かす場合は、竿を手に持ち海側へ45°に傾け、3〜5秒かけてゆっくりと90°まで起こします。後は糸フケだけ回収しながら45°まで戻し繰り返すだけです。
リールで仕掛けを動かす場合は、ハンドルを3〜4秒で1回転くらいのペースで回して下さい。
・沢山釣るためのポイント
魚は真っ平らな海底の場所には少なく、岩やヨブ、駆け上がりと言った、海底に地形の変化がある場所に集まる習性があります。
釣れるポイントは仕掛けを引いてくると、仕掛けが急に重くなる場所があるはずなので、その場所には魚がいる可能性が高いです。
仕掛けが重くなったら、少し動かさずに待ってみたり、置き竿にしてみるのも良いでしょう。
ちょい投げでは闇雲に投げ入れて放 運任せにせず、魚を探して釣る事が釣果を上げるためには重要ですよ!
