コトブキのプロスタイルキャビネット600・900はリーズナブルで美しいデザインと、オーバーフロー水槽対応という事もあり、非常に人気のある水槽用の組み立て式キャビネットです。
コトブキのプロスタイルキャビネットは部品も少なく組み立ても簡単で、ネジ穴も開いているのでちょっとした組み立て家具より簡単に組み立てられます。
電動ドライバーがあれば30分かからないと思います。
注意点として、プロスタイルキャビネットをオーバーフロー水槽用に使う場合は、コトブキのオーバーフロー水槽以外だと、配管とキャビネット穴の位置が合わない水槽もあるので注意が必要です。
筆者もプロスタイル600と900を使用していますが、価格以上の品質なのは保証します。
コトブキ プロスタイル900の特徴
コトブキが製造する水槽用のキャビネット「プロスタイル」の特徴は、なにより安くてインテリ性に優れていることでしょう。
プロスタイルより1ランク良い品質ねキャビネットを探すと、いきなり3万円近い価格帯になってしまいますし、オーバーフロー水槽用だと5万円以上の価格帯も珍しくありません。
オーバーフロー水槽用に使えるキャビネットとしてはコトブキのプロスタイルキャビネットが最安値です。
プロスタイルには通常タイプの高さ70cmより低い、高さ55cmのLOWタイプがあり、ソファや床にに座って水槽見る人におすすめ。
オーバーフロー水槽用でLOWタイプを選ぶなら、ウールボックスを含めた濾過層の高さに注意が必要です。
ウールボックスが濾過層に埋め込まれたタイプを選択すると配管が無理なく行えますよ。
●地震にも耐えられる十分な強度
プロスタイルの耐久性ですが、震度5〜6の地震には問題なく耐えています。
見た目はキャビネットが小刻みにガタガタと身震いするように揺れるので凄く不安になりますが、簡単に壊れるようなことはありません。
ただし、震度5以上の地震を経験すると、明らかにぐらつきが出てしまいます。一度大きな地震に遭ったら買い替えも検討した方が良いでしょう。
大量に溢れた水をで駄目になりますし。
一応、揺れやすくなる程度で普通に使えてましたけど、次の地震で壊れたら嫌ですからね。
●機材の設置も余裕
内部は可能な限り広く作られているので、オーバーフローの濾過層も幅80cm・奥行き37cmなら確実に入ります。
プロスタイルなら背面に縦に広く開いているので、外部式フィルターの配管も無理なく通せます。
棚は有りませんがバケツや飼育用品を沢山放り込んでおけます。
棚が欲しい人はメタルラックなんかを置くと良いですね。
防音性も少しはあるので、エアーポンプの音も少しはマシになりますが、防音に気を使うなら背面の開口部は板や防音パネルで塞ぎたいところ。
オーバーフロー濾過層を使用する場合は、あまり塞ぐと湿気がこもるのでおすすめできません。
●塗装は部分的にイマイチ
プロスタイルは表面に薄いシートを貼り付けた構造のため、部品の角にシートの切れ目や割れが生じている事があります。
部品の接合面はシートか貼られていないので防水効果は全くありません、しかも吸いますし水を吸うと中々乾かずに膨張してしまうのが厄介です。
地震などで大量に水が漏れてしまうと、底面のネジ穴からも水を吸い上げてしまい、中身が膨らんでしまうのが問題。
●一度組み立てたら最後
プロスタイルキャビネットは分解して組み立て直すと明らかにネジが緩くなり、台にぐらつきが出ます。
一度組み立てたら分解はしないらようにしましょう。
●オーバーフロー水槽は配管位置が合わない水槽も有り
プロスタイルキャビネットに合わない水槽もあるので注意が必要です。
必ず水槽穴の位置を確認して下さい。特に中古のオーバーフロー水槽は配管の位置が不明なため、微妙に合わない事がありました。
木材用のホールソーを使えば自分で天板に穴を開けられるので、使用自体は諦めなくても大丈夫。
心配な人は同じメーカーが製造する「コトブキ レグラス オーバーフローセット」を購入すれば安心です。
【主なラインナップサイズ】
900L
幅91.0×奥行46.0×高さ70.0cm(天板厚1.8cm、底板厚1.5cm)
内寸:幅84.0×奥行41.3×高さ66.7cm
重量(約) 31kg
900S
外寸:幅91.0×奥行31.0×高さ69.7cm
(天板厚1.5cm、底板厚1.5cm)
内寸:幅84.0×奥行26.3×高さ66.7cm
重量(約) 25kg
900L LOW
外寸:幅91.0×奥行46.0×高さ55.0cm
(天板厚1.8cm、底板厚1.5cm)
内寸:幅84.0×奥行41.3×高さ51.7cm
重量(約) 27kg
プロスタイルを長持ちさせる作り方
コトブキのプロスタイルは、塗装フィルムの無い部品の継ぎ目とネジ穴から水を吸って膨張してしまうのが一番の難点です。
一度水を吸って膨張すると乾いても元にもどないし、海水だとネジが錆びてしまいます。
そこでシリコン接着剤の出番。シリコン接着剤を使用して組み立てると、水によるプロスタイルの劣化が大幅に減るんです。
●シリコン接着剤で継ぎ目を防水
まずは継ぎ目に指でシリコン接着剤を押しつけながら塗り込みます。
木の表面の色が濃くなった部分が表面にシリコンが染み込んだ状態。ただ塗ると白いままなので必ず塗り込みましょう。
組み立てる時は更に厚く塗り直して組み立てれば継ぎ目の防水は完了です。
ネジを締めたらネジ穴もシリコンで塞げば岸壁ですね。
とは言え、もし大きな地震が来て床が水浸しになったら、必ずキャビネットは移動して床を拭いて下さい。
筆者も2度地震を経験しましたが、プロスタイルは底面が真っ平らなので、水が全く乾かないため、放置しておくと延々と乾かずに床板が黒く変色しますよ。
最悪床板が腐ってしまうので要注意ですね。
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プロスタイルでオーバーフロー水槽を使うなら、同じコトブキ工芸製のレグラス・オーバーフローセットが配管位置もピッタリ合います。
筆者の購入した他のメーカーだと、配管が差し込める位置に水槽を置くと、台の左側と後ろに水槽が1cmはみ出してしまいます。