ソウダガツオの釣り方4選|マル・ヒラの見分け方 ショアジギング カゴ釣り 弓角 仕掛け


ソウダガツオ(宗太鰹/ソーダガツオ)は夏から秋かけて沿岸の表層を群れで回遊する回遊魚。
ソウダガツオの回遊が始まると夏や秋の始まり感じる人も多いのではないだろうか。
ソウダガツオは主にカゴ釣りやサーフトローリング、ショアジギングなどで釣ることができる。

ショアジギングでは、なかなかメタルジグを食わないことも多い厄介な魚でもありアングラーを悩ませる。

 

ソウダガツオの特徴


ソウダガツオは日本だと南は沖縄、北は北海道まで回遊するほどで、地域によって釣れる時期は僅かに異なるものの、日本全国の海で釣ることができる。

ソウダガツオはワカシやサバと食の好みが異なりオキアミやシラスなど細かいエサを好むようで、同サイズのサバか食い付くメタルジグには見向きもしない事も多い。
弓角やサビキ、オキアミエサを使用したカゴ釣りで表層を狙うと容易に釣れる。

基本的は表層を群れで回遊する魚であるが、沖合では必ずしも表層だけでなく、船釣りで仕掛けを落としていると20〜30mの水深で食い付くこともある。
とはいえ、船釣りではソウダガツオをターゲットとして狙うことはなく、大抵はワラサやマダイ釣りの外道であり、ソウダが釣れ始めるとポイント移動することになるので好まれない。

ソウダガツオにはマルソウダとヒラソウダがおり、マルソウダの方が沖を回遊する割合が多いとされる。
漁港内に侵入してくることもあり、サビキ釣りでいきなり釣れて驚かされる。

●寄生虫と食中毒

回遊魚に多い寄生虫アニサキスは、もれなくソウダガツオにも寄生している。
全てのソウダガツオに必ずアニサキスが潜伏しているわけではないだろうが、やはり刺身で食べるなら釣ったら直ぐに血抜きをし内臓を除去したい。

血合いの多いソウダガツオはよく冷やさないとヒスタミンを生成する点も注意が必要。氷水に浸けてしっかり冷やさないと食中毒の原因となる。

ちゃんと下処理したソウダガツオの刺身は美味であり、食べれるのは釣り人の特権とも言えるが、基本的にはソウダガツオは生色に適さず、一般市場でも大半のソウダガツオは鰹節に加工されている。

ヒラソウダとマルソウダの見分け方

マルソウダ


マルソウダは体高が低く、断面が丸っこい体型をしている。エラ蓋の後ろにある鱗が第2背びれまで繋がるのも特徴。
マルソウダのシルエットは本ガツオよりサバに近い。

ヒラソウダ


マルソウダより体高が高く体の断面が楕円形で、よカツオらしい体型をしている。エラ蓋の後ろから続く鱗は第1・第2背びれの間で細く線状に変わる。沿岸を回遊する割合が多いとされる。

見た目め生態もよく似ていて分かりにくいヒラソウダとマルソウダ、釣り人的にはヒラソウダの方が美味しいらしい。
このようにソウダガツオはよく似ているため、太っていたり痩せていると見分け方がより難しくなる。

 

ソウダガツオの釣り方

カゴ釣り

出展 http://アジ釣り.net/ukisabiki.html

カゴ釣りは回遊魚釣りで定番の釣り方。ウキがスポッと引き込まれる瞬間は見ていて楽しい。
体力を使わないので子供や老人でも手軽に楽しめる。

カゴ釣りには天秤付きのカゴと付餌を使用した釣り方と、カゴサビキ(ウキサビキ)釣りと呼ばれるサビキ仕掛けを使用する釣り方の2種類がある。

基本的に何方の仕掛けでも釣れるが、サビキは仕掛けの選び方で釣果に違いが出やすい。不安ならオキアミを付けエサを使った方が釣りやすいだろう。

ハリスは3〜4号くらいがよく使われるが、ソウダガツオのサイズ10cmにつき1号づつ必要と考えれば大丈夫。30cmのソウダガツオなら必要なハリスの太さは3号となる。

サビキ仕掛けは幹糸が5〜6号くらいないと仕掛けを投げたり、ソウダが数匹ヒットすると切れてしまう。
心配ならプラス1号くらい余裕を持たせてもよい。

カゴ釣りに必要なタックル、仕掛け、釣り方を紹介

 

サーフトローリング


サーフトローリングは弓角と呼ばれる仕掛けをジェット天秤やマウスで遠投し、表層を素早く巻く事でソウダガツオを釣る。
ソウダガツオやワカシを手軽に釣れる釣り方として人気がある。
サーフとは付くが堤防や磯からでも普通に使う釣り方である。


弓角を飛ばす専用の仕掛けで、浮力のあるマウスと呼ばれる天秤を使用するのが一般的。
マウスは耳のような部品で水飛沫を出してくれるためアピール力も強く、浮力のあるマウスなら水面をゆっくり巻く事もできる。

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ショアジギング


ショアジギングはメタルジグと呼ばれる金属のルアーを使って青物を釣る若者に人気の青物の釣り方。
50g以下の軽いメタルジグを使用する場合はライトショアジギングと呼ばれる。

ソウダガツオをメタルジグで釣る場合はやや難易度が高くなり、タングステン製の小さなメタルジグを使用するのが効果的である。
なのでソウダガツオをメタルジグで釣る場合はライトショアジギング釣ることになるでしょう。

サバと同じサイズのソウダガツオでもサバより小さな獲物が好みがらしく、同じサイズのメタルジグに食い付く可能性は少なくなる。
タングステンなど20〜40mmくらいの小型ジグがおすすめだ。

【ショアジギング入門】必要なタックル・メタルジグ・釣り方を紹介

 

投げサビキ釣り(ジギングサビキ)


投げサビキ釣りは堤防などから専用のジギングサビキをキャストして青物の狙う釣り方。重りはメタルジグや鉛の重りを使う。
通常のサビキ釣りと異なりコマセ(撒き餌)は使わず釣り方もショアジギングに近い。

ただ巻きやフォール意外にも、うまくロッドでアクションを付けて魚を誘う必要もあるため、和製のルアーフィッシングとも言える。
メタルジグより小さな仕掛けが使え、針も複数付いているので初心者でもソウダガツオを釣りやすい。

ショアジギングでなかなか釣れない時のお助けアイテムとして、ジギングサビキを1つ持っておいても損は無いだろう。

上記の4つがソウダガツオを釣る基本的な釣り方になります。

 

その他・船釣りの外道


番外編として、夏から秋にかけて船釣りをしていると良くソウダガツオに遭遇する。
ソウダガツオ船など無いので、船釣りで釣れるソウダガツオはゲストや外道と言う扱いになる。

五目船なら嬉しいのだが、マダイやワラサ釣りで釣れ始めるとキリなく釣れるし、仕掛けが落ちる途中に食い付くので釣りが成り立たなくなってしまう。

ヒットしたソウダガツオはよく走るので、長ハリスの仕掛けを使う釣りだと周りの人と直ぐにオマツリしてしまう事から忌み嫌われる事も多い。

相模湾のカッタクリ釣りでは嫌になるほどよく釣れた。東京湾でも秋頃に非常によく釣れる。