水草水槽のコケ取り生体とコケの種類を紹介|魚、エビ、貝 茶ゴケ 髭ゴケ 糸状ゴケ 藍藻 苔

水草水槽 コケ取り生体

水草レイアウト水槽の天敵とも言えるコケ。
コケのせいで水草水槽をリセットする人もいるほどで、水草を育成していると必ずと言って良いほど生えてくるコケ(苔)に悩まされます。

今回は水草水槽に発生し悩まされる各種コケの除去に対応した生体を紹介しています。

 

水草水槽に発生するコケの種類

水草水槽 コケ取り生体

出展 http://sadawo.com/aquarium2

茶ゴケ(珪藻)

茶ゴケ コケ 水草水槽
必ず生えてくるコケが茶ゴケである。水槽セット初期など栄養分が多いと発生しやすいコケで珪藻とも呼ばれる。
水道水に含まれる珪酸塩も栄養分にするため、水換えで対策する事が出来ず、珪酸塩の多い水道水では水換えで逆に茶ゴケが増えるなんて事もある。

しかし茶ゴケは柔らかくオトシンクルスや石巻貝などで簡単に対策できるため、茶ゴケが生え始めたら早めにメンテナンスフィッシュを投入して除去すれば大丈夫。

緑ゴケ

緑ゴケ 水草水槽

出展https://blogs.yahoo.co.jp/golden_tetra2007/19577357.html

茶ゴケの緑版で茶ゴケより硬くこびり付くため、生体ではなかなか除去出来ない。
緑ゴケはガラス面や石などに発生しやすいのでヤマトヌマエビやフネアマ貝などやや大型の貝類で除去できる。
しかし、完全に除去するのは難しいので、ガラス面ならスクレーパーでこそげ落とし、石はタワシで擦り洗いした方が早い。

髭ゴケ

髭ゴケ 水草

出展https://blogs.yahoo.co.jp/keison00618/12272514.html

髭ゴケは水が古くなると発生しやすいコケで、魚メインの硝酸塩が豊富な環境でよく増える。髭ゴケにも黒、緑、赤と色に違いがある。
髭ゴケは非常にしつこく厄介なコケで、食べる生体も限られる。予防や発生初期の髭ゴケ対策にはヤマトヌマエビやサイアミーズ・フライングフォックスを投入するとよい。

2〜3mm以上伸びた髭ゴケは硬くなり生体での除去は困難で、人為的にむしり取るかトリミングするのが一番だ。
石や流木なら熱湯をかけたり、木酢液を塗るのが効果的である。水草の葉も薄めた木酢液で対処できる。

枯れた髭ゴケは柔らかくなるのでエビやサイアミーズが喜んで食べてくれる。

 

水槽内にコケが発生する原因

コケが生えてくる原因は、そこに「コケの種」と「栄養分」があるからです。

コケの種は大雑把な表現なんですが、コケは水草の葉について来くる他にも、購入した魚の水に胞子やこのの破片が入ってきたり、砂に乾燥したコケが含まれていたり、胞子が空気中を飛んで来たりもします。

●セット初期はコケが大量に生えてくる
水草水槽のセット初期は茶コケが大量に生えることがあります。
これはセット初期の水道水に含まれるケイ素やリン酸塩、ソイルから肥料分が染み出してくる事が原因である場合が多く、大抵はコケ取り生体で対策すればやがて治ります。

セットから時間が経ってくると、緑のスポット状やヒゲ状のコケが生えてくるようになり、この様なコケは頑固で取りにくいのが特徴ですね。

 

コケ取り生体で対策しよう

出展http://sadawo.com/aquarium2

コケ取り生体とは、コケを食べてくれる魚やエビ、貝のことです。人間に変わって厄介なコケを掃除してくれるので必ず投入しましょう。

●コケ取り魚(メンテナンスフィッシュ)
コケ取り生体でも魚はコケ取り能力が非常に高く、大抵は投入すると直ぐに効果が現れます。
働き者の魚なら、コケが酷くなってからでも十分な効果がありますよ。

●コケ取りエビ
エビの仲間は高水温と酸欠、水質の変化に弱いため魚や貝より扱いに気を使うものの、水草の葉や岩や流木の隙間など、魚や貝では掃除仕切れない細かい所に手がとどくので重宝する。
ちょこまかと動き回るエビのキャラクターも可愛らしく観賞にも向いている。

●コケ取り貝
貝は石やガラス面に付着する茶ゴケやスポットゴケに有効。
魚やエビと違い細かい水草の葉は掃除できないのと、殻がカルシウムなので硬度を上げてしまうし、PEが低い水槽では貝殻が溶けて最悪死んでしまう。

石巻貝など剥がれてひっくり返ると起き上がれなくなる種類もいたりする。
魚とエビが居れば貝は使用しなくても構わないと個人的には思う。

 

水草水槽のコケ取り生体

オトシンクルス

オトシンクルス コケ取り
オトシンクルスは言わずと知れ定番のコケ取り魚。
吸盤状の口を使いガラスや水草の葉に付着した茶ゴケを舐めるように食べてくれる。
柔らかいコケならかなりのコケ取り能力を発揮し、茶ゴケだらけの60cm水槽でもオトシンクルスが3匹居れば3〜4日でピカピカになるはずだ。
見た目もユーモラスで可愛らしく掃除をする姿も可愛らしい。

コケが無くなると直ぐに痩せてしまうので注意が必要だが、水草が沢山植えられた水槽では無給餌での飼育も可能。
オトシンクルスに餌を与えるなら茹でたほうれん草が餌になる。食べるようならプレコ用のタブレットも与えると良い。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★☆
緑ゴケ★★☆☆☆

(熱帯魚)オトシンクルス(3匹)

 

オトシンネグロ

オトシンネグロ コケ取り

出展charm

オトシンネグロと言う名前の通り、アマゾン川の支流であるネグロ川に生息するオトシンの仲間。オトシンクルスよりも食欲がある様で茶コケの除去能力が非常に高い。
オトシンクルス同様小型で使いやすく水草レイアウト水槽でのコケ取り魚として人気が高い。

若干割高で販売サイズが小振りな個体が多いのはやや難点か。心配なら国産ブリードの個体を購入しよう。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★★
緑ゴケ★★☆☆☆

(熱帯魚)オトシンネグロ(国産ブリード)(2匹)

 

サイヤミーズ・フライングフォックス

サイアミーズ・フライングフォックス コケ取り

出展charm

サイアミーズ・フライングフォックスは茶ゴケから糸状ゴケ、発生初期の髭ゴケまで掃除してくれる万能タイプのメンテナンスフィッシュ。
オトシンやエビと組み合わせれば水草水槽に発生するほとんどのコケを除去できる。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★☆☆☆
緑ゴケ★☆☆☆☆
糸状コケ★★★★☆
髭ゴケ★★★☆☆

(熱帯魚)サイアミーズ・フライングフォックス(2匹)

 

アルジーイーター

アルジーイーターは名前の通りコケを良く食べるため、水草水槽のコケ取り魚として昔は人気がありました。懐かしのメンテナンスフィッシュですね。
特に水槽セット初期などに生えてくる茶ゴケを良く食べてくれます。

アルジーイーターは成長すると13cmとそれなりに大きくなり、縄張り意識も気が強くなるため、コケ取り生体の選択肢が増えた現在では出番が減りました。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★☆
緑ゴケ★★☆☆☆

(熱帯魚)アルジーイーター(4匹)

 

ブラック・モーリー

ブラックモーリー

出展charm

ブラック・モーリーは昔からお馴染みのポピュラーな熱帯魚。
知らない人も多いが、実は藍藻と油膜に特化した掃除屋さんの顔も持ち合わせている。
油膜を食べるので水草水槽に泳がせる人も多い。

【対応するコケ】
藍藻★★★★★
油膜★★★★☆

(熱帯魚)ブラック・モーリー(4匹)

 

セルフィンプレコ(幼魚)

セルフィンプレコ
大型に育つプレコの幼魚だけあり、圧倒的な掃除能力を誇る。
処理能力が高すぎて直ぐにコケを食べ尽くしてしまうため、掃除が終わったら別水槽での管理も必要。
成長するに従って、あまりコケを食べなくなり、かなり気が強くなる事もある。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★★
緑ゴケ★★★★★
糸状コケ★★★☆☆
髭ゴケ★★☆☆☆

(熱帯魚)セルフィン・プレコ(1匹)

 

石巻貝

石巻貝 コケ取り

出展https://blogs.yahoo.co.jp/tomy_aurea/12410115.html

昔からアクアリウムではガラスや岩に付着したコケの掃除に用意られてきた巻貝。ひっくり返ると、なかなか起き上がれないため、ひっくり返った石巻貝を見つけたら起こしてあげよう。
購入の際は貝殻の先端が欠けていない個体を選びたい。欠けていても直ぐには生死に関わらないが、元気な若い個体を選ぶ目安になる。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★☆
緑ゴケ★★★☆☆
糸状コケ★☆☆☆☆

(エビ・貝)石巻貝(10匹)+(1匹おまけつき)

 

フネアマガイ

フネアマ貝 コケ取り

出展charm

とても高い除去能力を持つコケ取り貝として有名。
少々高価だが、価格に見合った仕事をしてくれるはず。
好物?の茶コケは、みるみる綺麗になりますよ。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★★
緑ゴケ★★★☆☆
糸状コケ★★☆☆☆

(エビ・貝)フネアマ貝(2匹)

 

カバクチカノコガイ

カバクチカノコガイ
奄美諸島以南に生息するカノコガイの仲間。
カノコガイの仲間では最大種。その大きな体格を生かして沢山のコケを食べてくれる。
コケ取り能力が高いことから人気の種ですが、サイズが大きいので細かく水草が植えられた水槽は苦手。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★★☆
緑ゴケ★★☆☆☆

(エビ・貝)カバクチカノコ貝(1匹)

 

レッドラムズホーン

レッドラムズホーン コケ取り
石巻貝よりも小型で小回りも効くため、水草の葉に付着したコケも多少は食べてくれます。ラムズホーンは水槽内でも簡単に繁殖します。
餌のコケが不足すると柔らかい水草を食べてしまう場合もあり、適度に間引くようにしましょう。
石巻貝とは違い自力で起き上がれるため、ひっくり返って弱る事もありません。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★☆☆
緑ゴケ★★☆☆☆

(エビ・貝)レッドラムズホーン(5匹)

 

ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビ コケ取り
ヤマトヌマエビは4〜5cmほどと体が大きめで、とてもパワフルなヌマエビ。
主に水草や流木に生える糸状コケや茶ゴケを食べてくれる生体であるが、糸状ゴケ以外にも様々なコケを掃除してくれるので、コケの予防に入れておくとよい。柔らかい葉の水草は食べてしまう事もある。

時折抱卵しているメスの姿を見ることができるが、卵は汽水で孵化するため、普通に飼育していても水槽内では繁殖しない。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★★☆☆
緑ゴケ★★☆☆☆
糸状コケ★★★★☆
髭ゴケ★★☆☆☆

(エビ)ヤマトヌマエビ(10匹)+(1匹おまけつき)

 

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビ コケ取り
ヤマトヌマエビより二回りほど小型のエビ。
ヤマトヌマエビより掃除力は控えめであるものの、葉の柔らかい水草でも食害が少ない。
ミナミヌマエビは淡水でも繁殖するため、ふいに小エビが水槽内に現れる事もある。
ヌマエビを増やしたいなら、フィルターのストレーナー(給水口)には、稚エビの吸い込みを防止するためにスポンジを取り付けよう。

【対応するコケ】
茶ゴケ★★☆☆☆
緑ゴケ★☆☆☆☆
糸状コケ★★☆☆☆
髭ゴケ★☆☆☆☆

(エビ)ミナミヌマエビ(10匹)+(1匹おまけつき)

 

こちらの記事もおすすめ
水草入門におすすめの水草23選|丈夫でCo2も不要