岐阜県で釣り人によるブラックバスの違法放流? 下池ビオトープでバスの死骸が相次いで見つかる

岐阜県 ブラックバス 違法放流

岐阜県 ブラックバス 違法放流
出展ヤリタナゴさん
2019年8月に入ってから岐阜県の「下池ビオトープ」(岐阜県養老町)にて水面に浮いているブラックバスの死骸が相次いで見つかっている。

8月に入ってから下池ビオトープでは3匹ものブラックバスが見つかり、このブラックバスを調べると口元にルアーで釣り上げられたと思われるトリプルフックが刺さった跡が確認できる個体もいたそうだ。

この下池ビオトープには絶滅危惧種である「ウシモツゴ」が生息しており、このままではブラックバスに食べられてしまうのではないかと心配する声が上がっている。

当たり前だが本来「下池ビオトープ」には外来種であるブラックバスは生息しておらず、マナーの悪い釣り人による密放流と思われる。
すぐ近くにはバス釣りスポットとして有名な「五三川」があり、この川で釣ったバスを釣り人が放したのではないかと考えられる。

しかも、監視カメラを設置しても盗まれてしまったと言う。同一犯なら非常に悪質な「釣り人?」なのでしょう。

 

ブラックバスってなに?

岐阜県 ブラックバス 違法放流
出展ヤリタナゴさん
ブラックバスは北米原産の淡水魚で、熱帯魚ではないため日本の冬も越すことができる。
北海道以南の地域ならブラックバスが居ない県は皆無と言って良いほど日本全国に定着しており、特定外来生物に指定されています。

特定外来生物は生きた状態での「運搬」「販売」「譲渡」が禁止されており、違反すると300万円以下の罰金が科されます。

バスは一部の池や湖では漁協が放流・管理して観光資源として活用しているが、一方で釣り人が釣り場を広げるために、他の場所で釣ったブラックバスを他の川や池に放流する問題が起きているようです。

「バス釣り」は何十年も前から人気のルアーフィッシングで、様々なルアーを使用して身近な川や池で釣れる手軽さが魅力。
その手軽さ故か、マナーの悪い初心者も多いのが難点で、バスフィールド(バス釣りスポット)には必ずと言って良いほどルアーの空き箱や、絡まった釣り糸が放置されています。

筆者も年1〜2回ですが相模湖でバス釣りしますし、同じ釣り人としてこの現状は情けない限りですね。
バスが居ない場所への放流など言語道断ですし、完全に法律違反であり「犯罪行為」です。

 

近くの五三川ではマナーの悪い釣り人の苦情が上がっている

下池ビオトープの近くには釣り情報サイトやYouTube(ユーチューブ)でも紹介されている、人気のバス釣りスポット「五三川」があり、違法駐車や騒音、ゴミ捨ててなどでトラブルも起きているようです。

 

マナーの悪い釣り人はどーしようもないのか?

違法な放流を行う釣り人は一部の非常にマナーの悪い人間と考えたいものです。

しかし、一部の釣り人は外来種問題を軽視している人が多いのも事実で、「池の水ぜんぶ抜く」などの外来生物を駆除するテレビ番組のせいで池からバスが居なり「釣り場が減った。ふざけんな。」など文句を言っている釣り人がいるほどです。

確かにバスやライギョなど外来種を釣りの対象にしていると、釣れるのが当たり前と思ってしまう方もいるでしょうし、若い人は下手をすればブラックバスが外来生物と知らない人も居るかもしれません。

密放流も対策も池全体にカメラを付けたり、監視員が巡回すのも現実的に難しいですよね。

やはり根本的に釣り人の意識を変えるしかなく、この様なニュースを様々なメディアを通じて広めるしかないのでしょう。

一部の悪質な釣り人のせいで、マナーを守って釣りをしている釣り人まで周りから白い目で見られる様になるのは避けたいものです。
今のご時世、釣り場を提供する側にはあまりメリットも無く、ゴミ捨てや違法駐車などで迷惑ばかりかけていると直ぐに釣り禁止にされてしまいますからね。