スーパーライトジギングとは?釣り方やタックル、ルアーを詳しく解説 釣れる魚


スーパーライトジギングはSLJとも略されるオフショア(船)のルアーフィッシングで、非常に軽量・ライトなタックルを使用して青物や根魚を狙う近年人気上昇中のルアーゲームです。
これまでライトジギングと言うライトタックルを使用した釣り方がありましたが、SLJことスーパーライトジギングは更に軽いタックルを使用します。
1号以下のPEラインと、20〜80g程度までのメタルジグに対応したライトなジギングロッドを使い、これまでのジギングとは比べ物にならないほどライトなタックルで釣りが楽しめるようになりました。

スーパーライトジギングならタックルとメタルジグが軽いので非力な人や、女性、子供でも手軽にジギングゲームが楽しめますよ。このようにスーパーライトジギングなら手軽にサバやイナダなどの青物や、シーバス、ハタやカサゴ、アイナメが釣れるのでオフショアのルアーフィッシング入門にもおすすめです。

スーパーライトジギングと言っても各地域や船宿・釣り船店によって名称は色々あり、ライトジギング五目やライトルアー船、青物ルアー船などがありますが、扱うメタルジグが60g以下なら定義的にはスーパーライトジギングに分類されます。

 

SLJ・スーパーライトジギングのタックル

スーパーライトジギング タックル
スーパーライトジギングはライトな釣りなので、SLJ専用タックル以外にも、ライトジギングタックル、ボートシーバスタックル、バスタックルなど様々なタックルが流用できる。

大抵の釣り船店はレンタルタックルも完備しているので、お試しで挑戦してみたい人や初心者ならレンタルタックルもおすすめですよ。
レンタルタックルのレンタル料金は500円〜1000円くらいです。

釣り初心者なら扱いやすいスピニングタックルを選びましょう。スーパーライトジギングでもアンダーハンドでルアーを軽く投げる事もあるので、スピニングタックルならルアーのキャストも心配ありません。

●スーパーライトジギングで使うロッドの選び方

リール


スーパーライトジギングで使用するスピニングリールはシマノ・ダイワ共に3000〜4000番を選択すれば大丈夫。シマノなら4000ボディのC5000番もおすすめ。

使用ラインがPEラインの0.5〜1号、必要な長さが200mとなるので、4000番より大きなリールを選んでも、ラインの耐久性以上のパワーは出せないので、ただ単に重いだけですからね。

ラインが細いので下巻きが必要になります。面倒なら釣具店で下糸とメインラインを巻いてもらうのもアリでしょう。

ベイトリール


スーパーライトジギングでは100〜200サイズの小型ベイトリールをベイトロッドと合わせて使用します。
ベイトタックルのメリットとしてはフォールのアタリが取りやすく、巻き上げ長が少ないのでスピニング タックルよりレンジを細かく探れます。
基本的にはスピニングタックルと併せて持ち込む人が多く、最初からベイトタックルを用意する必要はありません。

●スーパーライトジギングで使うスピニングリールの選び方

ライン

PEライン
スーパーライトジギングでリールには巻くラインはPEラインの0.5〜1号で、水深が判るようにま4〜5色に色分け・マーキングされたラインを選びます。
細いラインは結束や扱い少し慣れが必要なので、初心者なら少し太めの0.8〜1.2号を選んでおくと安心です。
ラインの長さは200mが定番。スーパーライトジギングでは20〜50mくらいの浅場を狙うので、高切れを考慮しても200m以上は必要ありません。

PEラインにはX4・X8と編み数が記載されており、編み数の数字が大きい方が同じ太さでも強度が高くなります。価格は高くなりますが丈夫な8本編み(X8)を選んだ方が安心できますよ。

1号のラインだとサバやイナダなど40〜50cmの魚なら基本的にラインブレイクしません。

リーダー

リーダーとはPEラインの先に結んで使用する先糸のことで、スーパーライトジギングでは3〜6号のフロロカーボンラインを60cm〜2mくらい結束します。

PEラインとリーダーの結束は、結束強度が90%以上になるFGノットやSFノットなど摩擦系ノットで結束しましょう。

リーダーは短い方が結束部がロッドのガイド引っ掛からないのでストレスがありませんし、結束部の劣化も少なくなりますよ。
たまにリーダーが短いと釣れないと思ってる人がいますが、筆者がイナダやワラサ、カンパチを釣った経験上、リーダーの長さが60cmでも他のアングラーと差がないどころか、ダブルスコア以上で余裕の竿頭になりました。船中の平均釣果より釣果が少ない事もまずありません。
デメリットはリーダーの結び直すスパンが早くなるくらいですよ。

●スーパーライトジギングで使うラインの選び方・おすすめラインも紹介

スナップ


スナップはリーダーに結ぶとルアーの交換が簡単になる便利なアイテム。スーパーライトジギングなら60Lbまで対応したスナップを選べばまず大丈夫です。

ルアー・メタルジグ


SLJ・スーパーライトジギング専用のメタルジグも増えていますが、使用するメタルジグ通常のライトショアジングで使うメタルジグで全く問題ありません。

使うメタルジグの重さは船宿の指定に合わせないといけないので、必ず乗船する船宿のホームページで必要なルアーウエイトを確認して下さいね。

ルアーカラー


メタルジグのカラーですが、ブルー、ピンク、シルバーの3色と、これらを組み合わせたカラーは釣れる定番カラーですよ。
ブルピンやピンクシルバーなどが代表的で、筆者の場合はピンクシルバーでの釣果・実績が高いですね。
曇りやマヅメ時の暗い場合はミドキン(グリーンゴールド)やアカキン(赤金)も有効です。

筆者の釣果だと30〜60gのジグパラショートは実績が高いメタルジグです。アシストフックとトリプルフックも付いてる割に価格もリーズナブル!

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●スーパーライトジギングにおすすめのメタルジグ8選

フック

ジグパラショート オフショアジギング
20〜60gのメタルジグは頭の方向にアシストフック、テール側にトリプルが付いた状態で販売されている事が多い。
釣れるサイズが40cm程度の魚までならこのまま使用して構いません。40cm以上ならトリプルフックは伸ばされやすいので外すか、シングルフックに変えておきましょう。ジギングは基本的にアシストフックだけでも釣れるものです。
根がかりしやすい場所なら尚更テールフックはつけない方が良いですね。

フックは消耗品となるので刺さりが悪くなったら交換します。爪の平らな場所に針先を当てて引っかかるならまだ大丈夫。引っかからず滑るなら針先が甘くなっています。

 

その他に必要な道具

渡辺釣船店 ジギング五目 シーバス
魚釣りをする以上はハサミやプライヤー、魚掴み、タオルなどの道具は忘れずに持参しましょう。
魚の血や波飛沫などで必ず汚れるので、着替えを用意したりレインコートを着るのもおすすめ。

靴は滑りにくい長靴を履くのが定番。サンダルだとルアーのフックがうっかり刺さる可能性があるので危険ですよ。

フィッシュグリップ

ダイワ フィッシュグリップST225
魚の下顎を挟んで掴めるフィッシュグリップがあると魚が暴れてもしっかり掴めるのでおすすめです。
なかなか魚が掴めず暴れさせてしまうと、ルアーが外れて飛んできたりするので危険です。

 

スーパーライトジギングの釣り方


スーパーライトジギングの釣り方ですが、ルアーフィッシングとしては難しくはありません。
船長から指示されたレンジ(水深)と、アクションさえしっかり出来れば、釣りが初めての人でも大抵は釣れますからね。

ルアーのアクション

スーパーライトジギングはルアーフィッシングなので、釣り人がルアーを動かしてあげないと魚は釣れません。
とは言え、子供が適当に動かして巻いていても結構釣れちゃう物で、以下の基本的なアクションがそこそこ出来ていれば釣れるはずですよ。

●ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークはロッドを上下に動かす動作1回につき、ハンドルも1回転させるアクションです。
ロッド下げる際にハンドルを下から上へ、ロッドを上げる際にハンドルを下へ動かす動作をスムーズに繰り返します。
ワンピッチジャークはジギングの基本中の基本となるアクションで、まずワンピッチジャークが出来れてれば充分な釣果が得られるはずですよ。

●フォール
フォールとはルアーを落とす行為ですが、フォールでサバやシーバスなどが入れ食いになる日も多いのです。
フォールにも種類があり、ラインを出しながらメタルジグを落とすフリーフォールと、ラインを出さないテンションフォールがあります。

テンションフォールのアクションでよく使うのがカーブフォールです。
カーブフォールはメタルジグを軽く投げてからベールを戻し、ラインを出さずに沈めると、メタルジグはブランコのように着水地点から足元までゆっくり移動してきます。
水深が浅い場所や魚が一定の狭いレンジでアタリが頻繁にある場合、船の真下ではあまり反応が無い場合に有効なアクションですよ。

ドラグ調整
ドラグとは、ドラグノブを締めて設定した力以上の負荷でラインが引っ張られると、リールのスプールが逆回転してラインを送り出す機能のこと。
不意に大物がヒットしてもラインブレイクを防げるため、上手くドラグを使えれば1号のラインでもブリのような魚も釣り上げられますよ。

スーパーライトジギングだとドラグは手で道糸を掴んで強く引っ張るとズルズル出るくらいで大丈夫です。
分かりにくいなら500mlのペットボトルをぶら下げて持ち上げられるくらいに設定して、釣りながら徐々に締めて調節すれば良いと思います。
一度調節に慣れれば、次は感覚で調整出来るようになりますよ。

最初は絞めすぎてラインブレイクする事もあるかもしれませんが、どの程度の負荷でそのラインが切れるのか把握するのも必要なことです。

魚がヒットしたら

ジギング サバ
魚がヒットしたら軽く竿を煽り合わせを入れてから一定のテンションで巻き上げます。ドラグが出るほど魚が強くて引くときは竿の曲がりとドラグを利用して耐え無理はしないこと。

魚が水面まで上がってきたら、竿先をさげて竿先と魚までのラインを1m程度にし、ロッドを使い魚を持ち上げます。この時ロッドを45°〜真上まで立てると折れやすいので注意してください。

抜き上げられる魚のサイズですが、PE1号なら40〜50cm程度までは普通に抜き上げて大丈夫。心配なら誰かにタモ入れしてもらった方が安心です。

抜き上げ時に出ているラインが長いと、ルアーが外れた時に、フックが自分の腕や頭に刺さる事があります。垂らしが1mならロッドの長さの方が長いので、ルアーが外れても手や顔まで飛んでくることはありません。ルアーが外れた竿先は水面方向に倒すのが1番安全ですよ。