釣り人魚図鑑|サバ(サバ)の生態と特徴・マサバ・ゴマサバ

サバ(鯖)と言えば庶民の魚の代表種で、海釣りではサビキ釣りやルアーフィッシングで手軽に釣れる定番のターゲット。今回はサバの生態・釣り方・食べ方を紹介します。

サバの特徴と生態


サバ(鯖)は「顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目サバ亜目サバ科サバ属」の分類される海水魚。生息範囲の広い魚で日本列島全域の沿岸に生息している。

学名 Scomber japonicus Houttuyn
全長 50cm
寿命 約7年
生息域 日本近海全域
旬 秋〜冬

サバは春から初夏にかけ黒潮に乗り北上し、秋から冬に南下してゆく回遊魚で、関東では4〜5月にかけて暖流に乗って北上してきた、1歳未満・10〜20cmほどの小サバが堤防などで釣れ始める。
サバ自体は常に本州の沿岸に生息しており、成魚サイズの30〜40cmの個体は真冬でも沖合で漁獲されている。暖かくなる6〜7月にかけて、餌となるイワシやシラスを捕食するため岸の近くを回遊するようになる。

小サバは春から夏にかけて堤防など浅瀬の水面でも見られるが、成長に従いやや深場を好むようになり、寒い冬季になると深さ100〜200mの深場まで潜ることもある。

 

釣り方


サバの釣り方は様々で、小サバならサビキ釣やウキ釣り。
大サバはカゴ釣り、ウキサビキ、ショアジギングが人気の釣り方。

サビキ釣り


サビキ釣りで15cm以下の小サバを釣るなら0.6〜1号のハリスを使用した小針のサビキ仕掛けが有利。サバは元気に暴れるため、針に返しのないトリックサビキは激しく暴れるサバはバラしやすい。

ライトショアジング


ライトショアジギングは若者に人気のルアーフィッシング、20〜40gのメタルジグにジャークなどのアクションを加え、まるで本物の小魚のように動かし釣る。
カゴやウキなどの余計な仕掛けがついていないため魚の引き味を楽しめる釣り方だ。

ライトショアジギングに挑戦したい人は、こちらの記事をご覧下さい↓
●ライトショアジギング入門・タックル・ルアー・釣り方を解説

その他

メジナ・クロダイを狙う磯釣り師には餌取り・外道として厄介者扱いされている。東京湾、和歌山にはサバを専門で狙うコマセ釣の船もある。
船釣りではSLJ・スーパーライトジギング船やライトルアー船で手軽に数釣ができるため人気がある。
また、アジ釣りなどエサを使う船釣りではは定番の外道で、アジ、マダイ、タチウオ船などでは厄介者として嫌われる。

 

食べ方

焼き物 塩焼き 味噌焼き
煮物 味噌煮
揚物 フライ 唐揚げ 竜田揚げ
生食 刺身 しめさば タタキ なめろう カルパッチョ

サバの旬は脂が乗っている秋から冬。
秋から冬のサバは寒期を乗り切る為に脂肪を蓄えており、全体に脂がのっていて塩焼きに最高。
夏場は春の産卵にエネルギーを使い、痩せて身がパサパサしているサバが多い。

10cm未満の小サバは頭と内蔵を取ってから開き、味醂と醤油に一晩浸けてから唐揚げにすると美味い。
小サバの唐揚げが余った場合にはオーブンで焼き、マヨネーズと七味を付けて食べると、まるでシシャモのような味わいになる。

アニサキスに注意!

ここ数年、急にメディアなどで取り上げられ話題となっているアニサキス。アニサキスはサバの内蔵に寄生しておりサバが絶命すると内蔵から身に移動するため、釣りたてのサバでも基本的にサバの生食は控えた方が良い。