レッドファントムテトラ/ルブラの飼い方|色揚げ方法、病気、性格、混泳、寿命、価格、飼育

レッドファントムテトラ ルブラ 飼育 飼い方

レッドファントムテトラは透明感のある赤からオレンジに染る体色が特徴的な小型の熱帯魚です。全長4cmで小型テトラに分類され、水草水槽に群れで泳がせると非常に美しい熱帯魚の一つです。
レッドファントムテトラは丈夫で熱帯魚飼育初心者でも基礎知識があれば問題なく飼育できるので、是非水草をレイアウトした水槽に、5〜10匹以上の群れで泳がせてみて下さい。

レッドファントムテトラの特徴・生態

レッドファントムテトラ ルブラ 飼育 飼い方
学名:Hyphessobrycon sweglesi
分布:コロンビア
全長:4cm
寿命:4〜5年
水槽:30cm水槽以上
水温:24〜28℃
PH:6.0〜7.5
性格:温和
混泳:可能

レッドファントムテトラはコロンビアを原産地とする小型テトラ(カラシン)の仲間で、名前の通り赤い体色が特徴的な美しい熱帯魚です。丈夫で小型なので小型水槽でも飼育でき、流通量も多く安価なので、熱帯魚飼育初心者や、群れで沢山水槽に泳がせたい人におすすめです。
特に水草水槽で泳ぐレッドファントムテトラは非常に美しく、水草水槽に泳がせたいおすすめの熱帯魚です。

レッドファントムテトラ 飼い方 飼育 水草水槽
体色は身体が透明感のある赤からオレンジ色で、ヒレはより色が濃くなります。ヒレの縁は黒くなり、背鰭の先端には白いチップが入ります。
ブリード個体やワイルド個体、輸入されてくる産地によっても体色は異なります。また、アスタキサンチンを含む餌を与える事で、赤色を濃くする色揚げも可能です。逆に水質や飼育環境が悪いと色が薄くなる、退色をおこすこともあります。
幼魚期は身体もヒレも透明感が強く、成長するに従って徐々に体色が濃くなります。

レッドファントムルブラと言うレッドファントムテトラより赤色が濃い魚が居ますが、生物学上は同種と判断されています。

寿命

レッドファントムテトラの寿命は4〜5年くらいです。4年も生きれば、十分長期飼育が出来たと言えるでしょう。

価格

レッドファントムテトラはブリード個体が多く、販売価格は1匹150〜200円くらいです。ワイルド個体だと300円程度と割高になります。ワイルド個体はレッドファントムルブラと言う名前で販売されている場合もあります。

購入・入手方法

レッドファントムテトラはポピュラーな種類なので、熱帯魚ショップやホームセンターの熱帯魚売り場でもよく見かけます。近くで売っていないならネット通販を利用するのも良いでしょう。
丈夫な熱帯魚なので通販で購入しても大丈夫ですが、死着保証ありの評判の良いお店で購入するのがおすすめです。

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レッドファントムテトラの飼い方

レッドファントムテトラ ルブラ 飼育 飼い方
レッドファントムテトラは丈夫な魚なので、通常の熱帯魚水槽セットなど、一般な飼育設備があれば初心者でも飼育は容易です。

費用
30cm水槽で5〜6匹のレッドファントムテトラを飼育する場合で、飼育設備の費用は8000円から1万円くらいになります。

水槽

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レッドファントムテトラは小型なので、少数を飼育するなら30cm水槽くらいの小型水槽から飼育が始められます。
熱帯魚を飼育するには、1cmあたり3リットルの水が必要なので参考にしてください。レッドファントムテトラは4cmなので、1匹飼育するのに12リットルの水量を確保するのが理想的ですがあくまで理想なので、実際はしっかり水換えしていれば、30リットルの30cm水槽でも4〜6匹は飼育できるでしょう。

フィルター

濾過フィルターは濾過能力の高いフィルターや上部式フィルターがベスト。小型水槽で少数飼育するだけなら外掛け式フィルターや水中フィルターも使えます。

水質

レッドファントムテトラの飼育には、水温が24〜28℃、PH(ペーパー)が6.0〜7.0、弱酸性から中性の水質が適しています。現地は弱酸性のようなので、弱酸性の水質で飼育したほうが発色が良くなるようです。

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レッドファントムテトラは餌を選り好みせず、人工飼料もよく食べるので、小型熱帯魚用やテトラ(カラシン)用の人工飼料を与えると良いでしょう。
冷凍アカムシやイトミミズ(イトメ)も好んで捕食するので、オヤツ的に時々与えても良いですね。乾燥餌タイプのアカムシやイトミミズでも構いません。基本的には人工飼料だけで問題なく飼育できますよ。

アスタキサンチンを多く含むブラインシュリンプを与えると、体色が濃くなる色揚げ効果も得られますよ。ブラインシュリンプは冷凍や乾燥タイプでも構いません。

混泳

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レッドファントムテトラは温和な魚なので、大きさが近いネオンテトラなど小型テトラや、グッピー、プラティなど、2〜10cmくらいの小型熱帯魚と混泳できます。
エンゼルフィッシュやディスカスなど、中型の熱帯魚とも混泳はできますが、個体によってはレッドファントムテトラが追い回されてしまう事があるので注意して下さい。
水草や流木でシェルター(隠れ家)を設けれるようにしましょう。

ヒーター

レッドファントムテトラな熱帯魚なので、水温を24〜28℃の間で維持しないといけません。気温が下がり始めて不安定になる、秋から春、冬は必ずヒーターを水槽に入れてください。
ヒーターの種類は26℃に水温を維持するオートヒーターで構いません。

【ヒーターのワット数と電気代】
30cm水槽/50w 300〜400円
45cm水槽/100w 600〜800円
60cm水槽/150w 1000〜1300円
90cm水槽/300w 2000〜3000円
120cm水槽/600w 4000〜5000円

水槽用ヒーターの電気代は目安であり、水槽設置場所の外気温によって大きく変動します。電気代を節約するなら、水槽は出来るだけ寒くない場所に設置しましょう。

水質調整剤
水質調整剤とは、水道水に含まれる塩素(カルキ)を除去する塩素中和剤(カルキ抜き)や、粘膜保護剤、重金属を無害化するマスキング剤などのこと。水道水を使うなら塩素中和剤(カルキ抜き)が必ず必要です。

バクテリアは残餌やフンと言った有機物を分解し、毒性の高いアンモニアを亜硝酸にし、最終的に更に毒性の低い硝酸塩に変える働きをします。どんなに濾過フィルターを動かしても、ろ材にバクテリアが生息していなければ、水槽内の濾過サイクルは機能しません。バクテリアも水質調整剤のようにボトルに入った物が販売されているので、水槽の立ち上げ時に必ず投入して下さい。
十分にバクテリアが繁殖していない水槽に魚を入れて餌を与えると、タンパク質や有機物が分解されないため、水が白にごりし、アンモニアの濃度が高くなり危険です。事前に濾過バクテリアを添加して、水槽を立ち上げておく必要がありますよ。

フィンスプレッティング

フィンスプレッティングとは、背鰭と臀鰭を広げてブルブルと震わせ威嚇する行為のことです。フィンスプレッティングは、外見がよく似たブラックファントムテトラも行います。

 

病気

レッドファントムテトラは基本的に丈夫な魚ですが、水質導入時や、輸送の水質変化により白点病を発病することがあります。
状態の良い個体を購入するのはもちろんですが、水槽導入じも丁寧に水合わせをして下さい。

ネオン病の症状と治療方法

ネオン病を発症したテトラは体の色が薄くなり、動きが悪くなり、水底でじっとしたり物影に隠れるようになります。ネオン病の症状が悪化すると、内出血が起こり体に赤い点々が現れるようになります。ネオン病の原因は水質の悪化により、カナムナリス菌が繁殖した事が原因です。ネオン病は同じ水槽に居る他のの魚にもうつるので、すぐに飼育水を全て交換し、発症した魚を他の水槽やバケツに隔離してください。

ネオン病の治療方法
ネオン病は治療が難しい病気で、明らかに病気だとわかるほど気がついてからても、手遅れの場合が多いのです。ネオン病の初期ならグリーンFで薬浴させる事で治る場合もありますが、致死率が非常に高い病気のため、まずは発症しないように水質を良好に保つことが1番の対策でしょう。

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白点病の症状と対処方法

白点病は体に白い点々ができる病気で、感染力が強く、1匹が白点病を発症すると、早いペースで他の魚にも伝染してしまいます。白点病は魚の導入初期や、環境の変化で魚の免疫力が下がり弱っているときに発症します。白点病の原因は線虫と呼ばれる寄生虫です。

白点病の治療方法
白点病の治療方法は、発症初期で白点が10個以下であれば、水温を1〜2℃(28℃まで)上げて、塩分濃度が5〜10%になるように塩を加えれば、初期の白点病なら完治できるでしょう。ただし、上記の方法は水草が植えてある水槽では使えません。白点が全身に広がり重症の場合は、発症した魚を別の水槽やバゲツに隔離し、1週間ほどメチレンブルーで薬浴しましょう。

腹水病の症状と治療方法

腹水病にかかると、お腹が張りパンパンになったり、いびつにボコボコと膨らむ病気です。腹水病の原因は、水質悪化でエロモナス菌が繁殖したか、老化によって免疫力が落ちて感染したことが考えられます。

腹水病の治療方法
腹水病は水質悪化が主な原因なので、水を全て交換し砂やろ材も洗い、バクテリアを添加してリセットを行い、細菌の排除と水質の改善を図りましょう。
腹水病を発症している個体は別の水槽に隔離し、グリーンFで薬浴してください。

気泡病の症状と治療方法

気泡病にかかると体に水膨れのような水泡ができて、徐々に水泡が大きくなり、うまく泳げなくなっていきます。水泡病は水質が悪化して硝酸塩が蓄積すると発症しやすくなります。水泡病の治療方法全ての水を交換しましょう。発症した個体は別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴してください。

イカリムシの症状と治療方法

イカリムシは魚の体表に取り付き体液を吸い取る、細長い寄生虫です。イカリムシに寄生された魚は痒がるのが特徴で、体を水草や石、流木などにこすりつけるようになります。導入初期以外のイカリムシは水槽外から持ち込まれた可能性が高いです。新しく魚や水草を追加すると、一緒にイカリムシかイカリムシの卵を持ち込んでしまうことがあります。
イカリムシはよほど大量に付着しない限り魚が死亡することは稀ですが、長期間ストレスにさらされた魚は、他の感染症にもかかりやすくなるので、早めに治療して下さい。

イカリムシの治療方法
イカリムシを駆除するには、メチレンブルーで薬浴させるか、ピンセットでつまみイカリムシを取り除きます。イカリムシは卵が残っているだけでも再発するため、水槽や濾過フィルター、流木、石、水草などを掃除をして駆除しましょう
一応、メチレンブルーには物に付したり、潜んでいるイカリムシの生体・卵にも効果があるようなので、まず一回薬浴だけ試してみて下さい。

水カビ病の症状と治療方法

水カビ病は、体に白い綿のようなものが付着する病気です。水カビ病の原因は、傷口からサプロレグニアという細菌が侵入することにより発症します。魚の免疫力が落ちていたり、水が古くなり水質が悪化していると発症しやすくなります。

水カビ病の治療方法
水カビ病の治療方法は、まず発症した個体を別の水槽やバケツに隔離し、塩分濃度が10%程度になるように塩を投入します。

尾ぐされ病

尾ぐされ病は、名前に「尾」とは付きますが、尾ビレだけでなく、各ヒレが溶けていく病気で、ヒレの膜の部分から溶けるため、ヒレの見た目がギザギザになっていきます。尾ぐされ病の原因は、水質悪化によりカナムナリス菌が増えたことが主な原因です。

尾ぐされ病の治療方法
尾ぐされ病の治療方法は、まず飼育水をすぐに全て交換してください。病気の個体は別の水槽に隔離して、グリーンFで薬浴しましょう。治療の途中で体色が黒くなることもありますが、きちんと治るので気にしないでください。

皮下線虫

体表に白い線のような寄生虫がついている病気で、寄生された場所が膨れ上がったりします。皮下線虫という寄生虫が原因です。

皮下線虫の治療方法
治療薬の効果は薄いため、ピンセットで直接取り除かないといけません。濡れたガーゼや柔いネットで優しく包んで、ピンセットで除去しましょう。皮下線虫を取り除いた患部は、細菌に感染しやすい状態なので、ヨード剤を塗って感染症を予防すると安心です。