ポゴステモン・フェルフェリーの育て方|水質、照明、CO2、増やし方、育成

ポゴステモン・フェルフェリー 育て方 育成

ポゴステモン・フェルフェリー 育て方 育成
ポゴステモン フェルフェリーは、ワカメのように強く波打った葉が特徴的な有茎種の水草です。有茎種ですが、フェルフェリーは節々の間隔が狭く、成長も遅いため背丈を低く抑えやすく、水草レイアウト水槽では、前景草としても使用できます。ポゴステモン フェルフェリーは有茎草にもかかわらずランナーを伸ばしで増殖するなど、ロゼット型水草にも近い変わった生態も特徴的 です。
今回は特徴的な有茎草、ポゴステモン フェルフェリーの育成に必要な照明、水質、育成環境などを紹介します。

ポゴステモン・ヘルフェリーの特徴

ポゴステモン・フェルフェリー 育て方 育成ポゴステモン・フェルフェリー 育成 育て方
学名:Pogostemon helferi
分布:東南アジア
用途:前景〜中景、ワンポイントにも
光:60cm水槽で蛍光灯3灯以上
水温:24~28℃
PH:6.0~7.0
肥料:普通
Co2:有った方が育成しやすい
底砂:ソイル、大磯砂、セラミックサンド

ポゴステモン フェルフェリーは東南アジアに生息するシソ科の水草で、強く波打った硬い葉が特徴です。有茎草ですが、葉が伸びる節同士の間隔が狭く、一見ロゼット型の水草にも見えますね。増殖方法もロゼット型の水草と同じく、ランナーを伸ばし、ランナーの先に子株を付けて増やしていきます。アポノゲトン ウルバケウスと言う水草にも似ていますね。

入荷するポゴステモン フェルフェリーには水中葉と水上葉があり、水上葉は硬く色は深緑色から黄色味がかっていて、葉の縮れが弱めになります。水中葉は僅かに透明感のある緑色から黄緑色の色合いになります。
入荷は黒いポットに入って入荷しますが、価格が1ポット2000〜3000円とやや高価な水草なので、ショップが数本単位でバラ売りしている場合もあります。

育成難易度はやや高めで、強めの光・照明と、CO2(二酸化炭素)の添加、若干の硬度が必要です。硬度とはカルシウムを含んだサンゴ砂や石から溶け出す成分で、新品の大磯砂を使う場合は特別な配慮は不用ですが、フェルフェリーをソイルで育てるなら、大粒のサンゴ砂を数粒ろ材に加えれば大丈夫です。

ポゴステモン・フェルフェリーの育成条件は、「強めの光」「CO2(二酸化炭素)」「硬度」の3つで、これらを確保できれば、とりあえず問題なく育成が可能と思って良いでしょう。

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ポゴステモン フェルフェリーの育て方

ポゴステモン・フェルフェリー 育て方 水草レイアウト
ポゴステモン フェルフェリーの育成条件は、やや厳しく初心者向きとは言えないので、安易に挑戦すると上手く育たないかもしれません。

水質

ポゴステモン フェルフェリーの育成に適した水質は、PH(ペーパー)6〜7、GH6〜7、KH0〜6となります。
フェルフェリーの飼育にはパールグラスと同様に「硬度」が必要で、サンゴ砂のようにアルカリ成分を濾過層や水の流れがある場所に少量投入して、高度を高く維持してください。この特性から、南米水草の育成には不向きな、水道水の硬度が硬い地域でも普通に育てられますよ。
CO2の添加に関しては必須ではありませんが、CO2を添加すれば育成の難易度はかなり下がります。

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照明


ポゴステモン フェルフェリーを育成するには、60cm水槽で蛍光灯3灯、LED2灯以上の強い照明が必要です。照明が弱いと下葉が枯れたり溶ける、新芽が小さくなると言った成長不良を起こし、やがて枯れてしまいます。
「コトブキ フラットパワーⅢ」や「GEX クリアLED」などのLEDライトでも成長しますが、水草の育成に重要な波長は400〜450nm(ナノメーター)と、600〜650nm(ナノメーター)の青と赤い波長が含まれている製品を選びましょう。

いくら照度が高くても何方かが不足していると意味が無いので、水草水槽用のLEDライトを購入するなら必ずスペクトルの分布図は確認して下さい。

ソイルでの育成が容易ではあるものの、アルカリ成分が含まれている砂でも育成できるので、大磯砂や川砂でも支障はありません。

レイアウトでの使い方

背丈が低く抑えらるため、レイアウトでは主に前景から中景に植えられ、群生させたり、ワンポイントで使用される事が多いです。とは言え、成長が遅いだけで徐々に上方向に伸びるため、前景の広い範囲に植える場合は、広範囲の植え直しが必要になります。伸ばせば中景まで使用できますが、下葉が徐々に枯れていくので上手く隠す必要があります。

増やし方

ポゴステモン フェルフェリーは有茎草ですが、ロゼット型水草のようにランナーと呼ばれる、茎が変化した細長い増殖器官を伸ばして、ランナーの先に子株を付けて増えていきます。
他の有茎水草と同様に、トリミングによる差し戻しや、切り株からも2〜3本の新芽を出します。環境が良ければ、勝手に脇目を出してボリュームのある姿に育ちますよ。

注意点

成長が遅く葉も硬いのでコケが生える事が多い。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ、オトシンクルスやサイアミーズ フライングフォックス、のようなメンテナンスフィッシュを投入してコケ対策をして下さい。
幸い葉が硬いのでヤマトヌマエビに食べられる事は少ないですね。

コケ対策

水草を育成していると、茶コケや髭ゴケなどの「コケ」や「油膜」などが発生します。コケや油膜はフィルターでは除去できないので、メンテナンスフィッシュと呼ばれるコケを食べる魚や、エビを活用して予防と対策を行いましょう。

オトシンクルス

(熱帯魚)オトシンクルス(3匹) 北海道航空便要保温

オトシンクルスは水草の葉やガラス面、石に生える茶コケを除去してくれる、茶コケ対策の定番魚です。ほとんどの水草水槽に投入されているクリーナーフィッシュの代表ですね。
発生初期の柔らかい緑ゴケも多少は食べてくれます。

サイアミーズ フライングフォックス

(熱帯魚)お一人様1点限り サイアミーズ・フライングフォックス(5匹) 北海道航空便要保温

サイアミーズ フライングフォックスは茶コケ、糸状ゴケ、髭ゴケなど、様々なコケを除去してくれる人気のメンテナンスフィッシュです。
オトシンクルスとサイアミーズ フライングフォックス、ヌマエビが居ればコケ対策は万全と言って良いでしょう。

ヤマトヌマエビ
ヤマトヌマエビは大きめのヌマエビで、水草の葉や石、流木に生えた糸状ゴケや茶ゴケのコケ取り能力が高い。特に糸状のコケの除去に役立ちます。コケの除去能力が高い変わりに、柔らかい葉の水草の新芽をむしって食べてしまうことがあります。
ヤマトヌマエビ卵は汽水で孵化するので、水槽内での自然繁殖はできません。

ミナミヌマエビ
ヤマトヌマエビより一回り小型のヌマエビ。コケ取り能力はヤマトヌマエビに及びませんが、柔らかい葉の水草が植えてある水槽でも使いやすい。ミナミヌマエビはヤマトヌマエビとは違い淡水でも繁殖します。隠れ家が十分にある水草水槽では、自然に増えた稚エビの姿が見られることもあります。

石巻貝
石巻貝はガラス面や石に生えた茶コケや緑コケを掃除してくれる貝の仲間。殻に含まれるカルシウムにより硬度を上げてしまうため、軟水を好む水草水槽での使用には不向きです。PHが低い水槽では殻が溶けてしまうため、あまり長生きしない。
白く硬い卵を生みますが、汽水でしか孵化しないため、スネールのように勝手に増殖する心配はありません。石や流木に産み付けられた、硬い卵の除去が大変です。
近年、デメリットのない優秀なメンテナンスフィッシュが増えたので、石巻貝の手番は少なくなりました。