ネオンテトラの飼い方|混泳、性格、寿命、病気、ネオン病、飼育

ネオンテトラ 飼い方 飼育

ネオンテトラは南米アマゾン流域に生息するカラシン科の熱帯魚です。青と赤のコントラストが非常に美しく、群れをなして泳ぎ、かつ価格もリーズナブルなため、熱帯魚飼育を始める初心者が選ぶ魚の1つでしょう。ネオンライトのような体色からネオンテトラと呼ばれています。
今回はネオンテトラの飼育方法、かかりやすい病気を紹介します。

ネオンテトラの特徴

ネオンテトラ 飼い方 飼育

出典 http://www.shopping-charm.jp

全長:cm
寿命:3〜4年
性格:大人しい/混泳向き
病気:ネオン病/尾腐れ病/白点病
水槽:30cm水槽〜
水温:24〜28℃
水質:PH6.0〜7.0
餌:フレーク/粒状/アカムシ/イトメ

ネオンテトラは南米アマゾン川上流域に生息するカシン科の熱帯魚で、ネオンカラーのような赤と青の派手な体色が特徴で、その美しさは小型熱帯魚の中でもトップクラスです。ネオンテトラの群れを水草水槽に泳がせると水草水槽にも映えますよ。
ネオンテトラは小型ですが丈夫な魚なので、熱帯魚の飼育が初めての初心者にもおすすめです。熱帯魚を飼育する上での基礎知識が有れば難しい事はありません。
ネオンテトラは、東南アジアでブリードされた個体が大量に輸入されているため、価格も安価で、水槽飼育の水質・環境にも適応しているので飼育しやすいですね。

ネオンテトラとカージナルテトラの違い

ネオンテトラに似た魚にカージナルテトラがいますが、ネオンテトラとカージナルテトラの見分け方は、ネオンテトラは赤い部分が尾ヒレの付け根から胴体中央までなのに対して、カージナルテトラは尾の付け根からエラまで赤いラインが入ります。違いを覚えておけば簡単に見分けられますね。

寿命

ネオンテトラの寿命は2〜3年です。水草水槽のような水質が良好な環境で飼育できれば、4年以上も長生きすることもありますよ。

購入

ネオンテトラは熱帯魚ショップでもかなり回転の早い魚であり、しょっちゅう入荷してくるので、うっかり入荷して間もないネオンテトラを購入してしまうと、度重なる移動で弱ってしまったり、環境変化で衰弱し病気を発症してしまう事もあります。購入する際には、入荷から1週間以上経過し、体力も回復してトリートメントされたネオンテトラを購入するようにしましょう。

直接ショップへ買いに行くなら、入荷から5日〜1週間経過している個体を、病気を発症してないか目視で確認して購入するのが安心です。入荷日はショップの店員さんに聞けば、普通なら入荷から何日経っているのか教えてくれますよ。

販売価格

ネオンテトラは定番の熱帯魚だけあって販売価格は50〜80円と非常に安価です。熱帯魚ショップやホームセンターでも販売されていますが、近年はネット通販で購入する人も増えています。
丈夫な魚ですが、小さい幼魚は環境の変化や輸送に弱いため、ネット通販で購入するなら死着保証のあるショップで購入しましょう。購入まえにショップのレビューも確認すると安心です。

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ネオンテトラの飼い方

 

ネオンテトラ 飼育 飼い方

出典 http://www.shopping-charm.jp

水槽

ネオンテトラは小型の熱帯魚なので、30cm水槽から飼育が可能です。飼育数の目安は30cm水槽で10匹、45cm水槽で20匹、60cm水槽で30匹のネオンテトラの飼育が可能。水換えの量や頻度を増やせば、もう少し数を増やしても大丈夫です。

濾過フィルター
濾過フィルターは水槽サイズに合った物を選択すれば問題ない。30cm水槽や小型水槽は投げ込みフィルターや外掛けフィルターを使用する。45〜60cm水槽は上部式フィルターや外部式フィルターを選択しよう。
水草水槽なら必然的に外部式フィルターを使用することになりますね。

ヒーター
ネオンテトラの適性水温は26℃なので、水槽水量に合った容量(ワット数)の水槽用ヒーターを購入して下さい。水槽用ヒーターの種類は、リーズナブルな26℃固定のオートヒーターで構いません。
ダイヤルで温度調節が可能なヒーターは、割高になりますが、魚が白点病などの病気になった場合に、水温を上げて病気の治療する際に役立ちますよ。

ヒーターの容量(ワット数)と1ヶ月の電気代は下記の表をご覧下さい。

【ヒーターの電気代】
30cm水槽/50w 300〜400円
45cm水槽/100w 600〜800円
60cm水槽/150w 1000〜1300円
90cm水槽/300w 2000〜3000円
120cm水槽/600w 4000〜5000円

水槽用ヒーターの電気代は目安であり、水槽設置場所の外気温によって大きく変動します。電気代を節約するなら、水槽は出来るだけ寒くない場所に設置しましょう。玄関など冷えやすく暖房で暖まらない場所は、余計に電気代がかかります。

水質

ネオンテトラの飼育に適した水質は、水温が24〜28℃、PH(ペーパー)が6.0〜7.0の弱酸性から中性の水質です。
ネオンテトラは古くからアクアリウムで親しまれているとおり、日本の水道水の水質でも、塩素の中和さえ行い、ヒーターで水温を温めれば飼育が可能です。

餌や糞はバクテリアによって分解され、アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩の順番に変化し、最終的に硝酸塩が水槽内に蓄積します。古い水とも言いますが、硝酸塩が増えるとPHが下がり、魚にも毒素によるストレスやダメージが発生します。古い水は病気が発生する原因になるので、硝酸塩を取り除くために水換えを行なう必要があるわけです。
1週間に一回は1/3の水換えを行い、硝酸塩の少ない飼育環境を保ちましょう。

水質調整剤・バクテリア
水質調整剤とは、水道水に含まれる塩素(カルキ)を除去する塩素中和剤(カルキ抜き)や、粘膜保護剤、重金属を無害化するマスキング剤などのこと。
水道水を使うなら塩素中和剤(カルキ抜き)が必ず必要です。

バクテリアは残餌やフンと言った有機物を分解し、毒性の高いアンモニアを亜硝酸にし、最終的に更に毒性の低い硝酸塩に変える働きをします。どんなに濾過フィルターを動かしても、ろ材にバクテリアが生息していなければ、水槽内の濾過サイクルは機能しません。
バクテリアも水質調整剤のようにボトルに入った物が販売されているので、水槽の立ち上げ時に必ず投入して下さい。
十分にバクテリアが繁殖していない水槽に魚を入れて餌を与えると、タンパク質や有機物が分解されないため、水が白にごりし、アンモニアの濃度も高くなり非常に危険です。

おすすめのカルキ抜きはエーハイム4in1(フォーインワン)で、カルキ抜きと粘膜保護剤など4種類の機能が1つになった水質調整剤です。コトブキ工芸の「すごいんですバクテリア」は安価ながら、濾過の立ち上がりも早い、おすすめのバクテリアですよ。

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ネオンテトラの餌は、フレーク状か小さな粒状の人工飼料、冷凍アカムシを与えます。鮮やかな体色を維持するには、バランスのよい餌を与えましょう。赤い体色の色揚げには、ブラインシュリンプを与えるのも色揚げ効果があります。

混泳


ネオンテトラは温和な生活なので、ネオンテトラを攻撃しない温和な魚と混泳させて下さい。混泳におすすめの魚は、小・中型テトラ(カラシン)、グッピー、プラティ、モーリーなどメダカの仲間、ラスボラはおすすめです。遊泳層の異なるコリドラスやクーリーローチ、ハチェットは特におすすめ。
水草水槽のメンテナンスフィッシュである、オトシンクルスやサイアミーズ・フライングフォックス、ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビとも問題なく混泳できます。

混泳に向かない魚は気が強いエンゼルフィッシュやグラミー、ヒレを齧るスマトラなど。特にエンゼルフィッシュは小魚を追い回したり、弱ったネオンテトラを食べることがあります。

病気

飼育しやすいネオンテトラですが、衰弱、飼育環境の悪化などの要因で「ネオン病」や「白点病」と言った病気を発症してしまいます。

ネオン病の症状と治療方法
ネオン病を発症したネオンテトラは体の色が薄くなり、動きが悪くなり、水底でじっとしたり物影に隠れるようになります。ネオン病の症状が悪化すると、内出血が起こり体に赤い点々が現れるようになります。
ネオン病の原因は水質の悪化により、カナムナリス菌が繁殖した事が原因です。ネオン病は同じ水槽に居る他のテトラにもうつるので、すぐに飼育水を全て交換し、発症した魚を他の水槽やバケツに隔離してください。

ネオン病の治療方法
ネオン病は治療が難しい病気で、明らかに病気だとわかるほど気がついてからても、手遅れの場合が多いのです。ネオン病の初期ならグリーンFで薬浴させる事で治る場合もありますが、致死率が非常に高い病気のため、まずは発症しないように水質を良好に保つことが1番の対策でしょう。

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白点病の症状と対処方法
白点病は体に白い点々ができる病気で、感染力が強く、1匹が白点病を発症すると、早いペースで他の魚にも伝染してしまいます。白点病は魚の導入初期や、環境の変化で魚の免疫力が下がり弱っているときに発症します。白点病の原因は線虫と呼ばれる寄生虫です。

白点病の治療方法
白点病の治療方法は、発症初期で白点が10個以下であれば、水温を1〜2℃(28℃まで)上げて、塩分濃度が5〜10%になるように塩を加えれば、初期の白点病なら完治できるでしょう。
ただし、上記の方法は水草が植えてある水槽では使えません。白点が全身に広がり重症の場合は、発症した魚を別の水槽やバゲツに隔離し、1週間ほどメチレンブルーで薬浴しましょう。

腹水病の症状と治療方法
腹水病にかかると、お腹が張りパンパンになったり、いびつにボコボコと膨らむ病気です。腹水病の原因は、水質悪化でエロモナス菌が繁殖したか、老化によって免疫力が落ちて感染したことが考えられます。

腹水病の治療方法
腹水病は水質悪化が主な原因なので、水を全て交換し砂やろ材も洗い、バクテリアを添加してリセットを行い、細菌の排除と水質の改善を図りましょう。腹水病を発症している個体は別の水槽に隔離し、グリーンFで薬浴してください。

気泡病の症状と治療方法
気泡病にかかると体に水膨れのような水泡ができて、徐々に水泡が大きくなり、うまく泳げなくなっていきます。水泡病は水質が悪化して硝酸塩が蓄積すると発症しやすくなります。水泡病の治療方法全ての水を交換しましょう。発症した個体は別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴してください。

イカリムシの症状と治療方法
イカリムシは魚の体表に取り付き体液を吸い取る、細長い寄生虫です。イカリムシに寄生された魚は痒がるのが特徴で、体を水草や石、流木などにこすりつけるようになります。導入初期以外のイカリムシは水槽外から持ち込まれた可能性が高いです。新しく魚や水草を追加すると、一緒にイカリムシかイカリムシの卵を持ち込んでしまうことがあります。イカリムシはよほど大量に付着しない限り魚が死亡することは稀ですが、長期間ストレスにさらされた魚は、他の感染症にもかかりやすくなるので、早めに治療して下さい。

イカリムシの治療方法
イカリムシを駆除するには、メチレンブルーで薬浴させるか、ピンセットでつまみイカリムシを取り除きます。イカリムシは卵が残っているだけでも再発するため、水槽や濾過フィルター、流木、石、水草などを掃除をして駆除しましょう。一応、メチレンブルーには物に付したり、潜んでいるイカリムシの生体・卵にも効果があるようなので、まず一回薬浴だけ試してみて下さい。

水カビ病の症状と治療方法
水カビ病は、体に白い綿のようなものが付着する病気です。水カビ病の原因は、傷口からサプロレグニアという細菌が侵入することにより発症します。魚の免疫力が落ちていたり、水が古くなり水質が悪化していると発症しやすくなります。

水カビ病の治療方法
水カビ病の治療方法は、まず発症した個体を別の水槽やバケツに隔離し、塩分濃度が10%程度になるように塩を投入します。

尾ぐされ病
尾ぐされ病は、名前に「尾」とは付きますが、尾ビレだけでなく、各ヒレが溶けていく病気で、ヒレの膜の部分から溶けるため、ヒレの見た目がギザギザになっていきます。尾ぐされ病の原因は、水質悪化によりカナムナリス菌が増えたことが主な原因です。

尾ぐされ病の治療方法
尾ぐされ病の治療方法は、まず飼育水をすぐに全て交換してください。病気の個体は別の水槽に隔離して、グリーンFで薬浴しましょう。治療の途中で体色が黒くなることもありますが、きちんと治るので気にしないでください。

皮下線虫
体表に白い線のような寄生虫がついている病気で、寄生された場所が膨れ上がったりします。皮下線虫という寄生虫が原因です。

皮下線虫の治療方法
治療薬の効果は薄いため、ピンセットで直接取り除かないといけません。濡れたガーゼや柔いネットで優しく包んで、ピンセットで除去しましょう。皮下線虫を取り除いた患部は、細菌に感染しやすい状態なので、ヨード剤を塗って感染症を予防すると安心です。