【カニ釣り】ワタリガニ(タイワンガザミ)の釣り方|カニ網、タックル、仕掛け、餌

ワタリガニ タイワンガザミ 釣り方

タイワンガザミはガザミやワタリガニとも呼ばれる沿岸に生息する泳ぎが得意なカニの仲間です。ワタリガニと呼ばれるが渡り鳥のように長距離を移動することはありません。ワタリガニは美味しいカニですし漁港や堤防から簡単に釣れるので、カニ釣り専用のカニ網と呼ばれる仕掛けを使用したカニ釣りの対象としても人気が高い。
カニ網釣法はカニ網の餌袋に魚の身餌などワタリガニが好む餌を入れて、カニ網を海に放り込み待つだけでワタリガニが釣れる非常に簡単な釣りである。今回はワタリガニ(タイワンガザミ)の生態と釣り方を紹介します。

ワタリガニ(タイワンガザミ)の特徴

ワタリガニ タイワンガザミ 釣り方

出展漁港の暴れん坊
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ワタリガニことタイワンガザミはガザミとも呼ばれ、日本では北海道から九州の沿岸に生息するガザミ科ガザミ属ガザミ亜属のカニの仲間です。日本の他に台湾や中国、朝鮮半島にも生息しており、これらの地域でも食材として活用されています。

タイワンガザミは細長い腕にハサミが付いているが、このハサミは見た目以上に強力で挟まれると怪我をするので注意が必要だ。ガザミと言う名前の由来もカニハサミ→ガニハサミ→ガザミと短くなったもので、そのハサミの強さがよくわかる。
一番後ろの足は平たいオール型になっており、このオール型の足を使い水中を素早く泳ぎ回ることができる。
体色は甲羅がオリーブグリーンから赤茶色で、足は青みがかっている。甲羅や足に白く横に長い模様が入る。

ワタリガニの販売価格は甲羅の幅が20cmの個体で800〜1200円ほど。オスの方が身に弾力があり味も甘味が強いとされる。内子と呼ばれる卵(卵巣)が入ったメスは身に水分が多かったりやや味が薄かったりする。

ワタリガニと聴くと渡り鳥のように長距離を移動しそうなイメージがあるが、他のカニと比較して泳ぎは上手いものの何百キロも移動することは無く、冬になると深場へ移動するくらいで大抵は水温が暖かくなる春から初夏にかけて浅場に戻ってくる。暖かい春から秋まで浅場で生活し、水温が下がると深場へ移動を始め冬は深場の泥に潜り冬眠する。

旬は秋から春

秋から冬のタイワンガザミは味が詰まっている。春から初夏は内子と呼ばれる卵を抱いているので、カニの卵好きな人にはたまらない時期である。夏のタイワンガザミは産卵後に脱皮をするので、夏に釣れたワタリガニはあまり美味しくない場合がある。

食べ方

タイワンガザミの調理方法は主に4種類で、蒸す、茹でる、炒める、汁物にするのが定番。焼き料理もある。一度焼くか蒸したワタリガニの身をほぐし、カニの体を器にして身と蟹味噌を軽く混ぜて酒を少量加え、一緒に軽く焼き直すか炙って食べるのも美味である。

身は柔らかい繊維質でクセがなくほんのり甘味を感じられる。身を濃厚な旨味をもつ蟹味噌や卵巣、淡白で甘味のある内子(卵)と一緒に食べると絶品だ。タイワンガザミは水分が多いので生食には適さない。

 

ワタリガニ(タイワンガザミ)の釣り方

ワタリガニ タイワンガザミ 釣り方
ワタリガニやタイワンガザミを釣る(捕まえる)なら「カニ網」と呼ばれる仕掛けを使うのが1番。魚釣りとは違いカニは針に食い付かせるのではなく、サンマやイワシの身餌の匂いで引き寄せてカニ網と呼ばれる専用の網に絡み付かせて引っ掛けるのである。
ゆえに特別なテクニックは必要なく、ワタリガニがいる場所に投げ込めば誰でも簡単に釣ることができる。

ただし、逆に言うとカニがいる場所・溜まる場所を知らないと、なかなか釣果に結びつかないとも言える。カニ網でワタリガニを釣りたいなら釣果情報の収集が重要となる。
まずはネット検索で「◯◯県、ワタリガニ、釣り場」と入力して近場でワタリガニが釣れる釣り場が無いか探してみよう。釣果情報が見つかったら投稿時期が何月かも確認しておきたい。

カニ網

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カニ網とはカニを引っ掛ける目の荒い大きなナイロン製の網と、餌入れになる小さな網の二重構造になっていて、餌の匂いに惹かれて集まってきたタイワンガザミが絡まるようになっている。
カニ網には投げるためのオモリが最初からセットになっている物と、オモリが付属していない物があるので購入する際に確認しよう。オモリ付きは付いているオモリの号数がある程度決まっているが、重りなしの方は好きな号数の重りを付けられる。
釣竿を使って遠くへ投げるカニ網は「遠投カニ網」とも呼ばれます。
「釣る」と言う表現は微妙であるが、一応釣竿とリールを使いカニ網を投げる「投げ釣り」になるので形式的には釣りなんでしょうか。

手投げ式のカニ網もある
カニ網には手投げ式のカニ網もあり、近場でカニが釣れるならシンプルな手投げ式カニ網でも問題ない。
とは言え、毎回近くで釣れるとは限らないので釣り場を熟知している人以外は釣竿と組み合わせた方が良いでしょう。遠投カニ網と並行して手前のポイントを狙う人は手投げ式を使う人もいますけどね。


ワタリガニを引き寄せる餌は匂いが強いサンマやイワシが適している。出来るだけ匂いが出るように三枚下ろしか、3〜5つくらいにぶつ切りにしてカニ網の餌袋に入れよう。できれば内蔵が付いたままの方が匂いが強く出るるので集まりやすい。
魚の身餌以外だとイカの身と内蔵もワタリガニがよく集まる餌になりますね。

釣竿・ロッド


カニ網は意外と重く付属の重りも10〜30号が標準的である。カニ網を投げるには投げ竿を使用するのが一般的だが、10号までのオモリを使うなら遠投磯竿やルアーロッドも使える。

リール

リールは投げ釣り用やカゴ釣り用の遠投リールか、4000〜5000番の中型スピニングリールを使えば問題ない。
カニ網は水の抵抗が大きく仕掛けの回収時にリールに負担が掛かるので5000円以下の安物リールだとギアやハンドル壊れてしまう可能性がある。最低限の耐久性耐久性が確保されている6000円以上くらいのリールを使った方が良い。

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ライン

20〜30号のカニ網を遠投するなら投げ釣りと同様にキャス切れを防ぐ力糸(ちからいと)が必要になる。
力糸はテーパーラインとも呼ばれ、片方がメインラインと同じ太さで、もう片方が徐々に太くなってゆくので重い仕掛けを投げても切れる心配がない。
カニ網を道糸に直結したいなら、オモリの号数を10〜15号までにして、道糸をナイロンラインの5〜8号かPEラインの2〜3号にすれば大丈夫でしょう。

釣り方

ワタリガニ タイワンガザミ 釣り方
ワタリガニの釣り方は簡単。餌袋に身餌を入れたら仕掛けをワタリガニがいそうなポイントに放り込んで待つだけだ。下手に引きずったりして動かすと根掛かりするので注意しよう。
カニ網は1つだけでなく足元・中間・遠投と距離に分けて投げ込んだほうが釣れるポイントを効率よく探れる。

カニ網を投入したらだいたい10〜20分ほど待って回収しましょう。カニが付いていなければ距離を変えて再度投入します。全く釣れないならそこにはカニが居ないのかもしれません。
回遊魚と同じで必ずカニが居るとは限らないので、待つよりもなん箇所かワタリガニが釣れる釣り場を回ってるのが良いでしょう。

タイワンガザミを釣り上げたら

ワタリガニ タイワンガザミ 釣り方

出展いい物調査隊
https://www.google.co.jp/amp/s/kakakumag.com/amp/sports/%3fid=13072

釣り上げたタイワンガザミはハサミと足を太い輪ゴムで縛って動きを封じる。タイワンガザミはエラが乾燥しなければ一定期間水上でも生きているので、このままクーラーボックスに入れておけば良い。カニは直接氷や氷水に漬けると死んでしまうので、生きたまま持ち帰りたい人は注意しよう。