ポリプテルス・デルヘジィの飼い方|混泳、水槽、サイズ、性格、病気、餌、飼育

ポリプテルス・デルヘジィ デルヘジー

ポリプテルス・デルヘジィ デルヘジー
ポリプテルス・デルへジィは古代魚と呼ばれる魚の一種で、ポリプテルス・セネガルスに次いでポピュラーなポリプテルスの仲間で、体に入る縞模様が美しく全く同じ模様の個体はいないためコレクション性も高い種類です。
非常に丈夫で飼育も簡単なため、熱帯魚の飼育が初めての初心者でも基本を学べば飼育に難しいことはありません。ポリプテルス・デルへジィは小型のため広い飼育スペースも必要なく、水槽内での繁殖も比較的容易に行えます。
デルヘッジはポリプテルスや古代魚飼育の入門種におすすめですよ。

ポリプテルス・デルへジィの特徴

ポリプテルス・デルヘジー デルヘジィ
分布:中央アフリカ
全長:40cm
寿命:8〜10年以上
水槽:90cm
水温:24〜30℃
水質:PH6.0〜7.5
性格:温和
混泳: サイズが近い魚なら問題なし

ポリプテルス・デルへジィは中央アフリカの川や湖に生息する古代魚と呼ばれる魚で、体に入る縞模様が特徴的な小型のポリプテルスです。
縞模様はバンドと呼ばれており、産地や遺伝的な個体差が大きく、同じ模様を持つ個体は無いと言えます。
品種や採取地のブランドもあり、模様にも「タイガーバンド」や「リアルバンド」「ロイヤルバンド」などのパターンがあり、ポリプテルスマニアやコレクターから高い人気を集めています。

ポリプテルス・デルへジィには流通名に微妙な違いがあり、「Po・デルヘジィ」「Po・デルヘジー」「Po・デルヘッジ」「Po・デルヘジ」「Po・デルヘッジ」など複数の呼び名で販売されている場合があります。これは日本語に訳す際にニュアンスが難しい為で、他のポリプテルスない特徴です。

体長

サイズは飼育下で全長35〜40cm程度で、自然下では40cm以上に成長する個体もいるようです。生きている限り徐々に成長するので、長生きさせる程大きく育つと言って良いかもしれませんね。

寿命

デルヘジィの寿命は長く8年から10年以上、飼育下では15年生きた記録も残っています。寿命は飼育環境により大きく変動しますが、概ねデルヘジィの寿命は8〜12年くらいと思っておけば良いでしょう。
長く付き合える魚なので個体選びは重要ですよ。

価格

デルへジィの販売価格は東南アジアでブリードされているノーマル個体で800円〜10000円、ワイルド個体だと5000〜15000円くらいで購入できる。
価格は産地やサイズ、模様の美しさで決まるが、同じ個体は二度と手に入らないので、お気に入りの個体を見つけた時が買い時でしょう。

ポリプテルスは古代魚の一種

デルヘジィは古代魚と呼ばれる魚で、数千万年前から姿をほとんど変えずに存在している珍しい魚です。メジャーな魚だとアロワナやガーパイク、肺魚が有名ですね。
ポリプテルスの特徴は浮き袋が変化した肺状の期間で直接空気中から酸素を取り込む事ができます。飼育していると定期的に水面に泳いでいき、時折口を出して呼吸する姿が見られます。
体表面はガノイン質をした菱形の鱗で覆われており、この鱗は非常に強固で頑丈で簡単には剥がれません。とは言えプレコやシクリッドなどポリプテルスに悪さをする魚には注意が必要です。

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ポリプテルス・デルヘジィの飼い方

混泳

ポリプテルス デルヘジィ デルヘジー 混泳 飼育
ポリプテルス・デルへジィは性格も温和で攻撃性もないので、デルヘジィを攻撃しないサイズが近い魚となら混泳が楽しめる。ポリプテルス同士の混泳は成魚同士でサイズ差が20cmを超えなければまず大丈夫。ビキールビキールやエンドリケリー・コンギスクスを除けば成魚同士の混泳は全く問題ありません。

注意が必要な混泳魚はデルヘッジが食べられる可能性があるナマズや、縄張り意識が強いシクリッドの仲間。
口が大きなナマズは同サイズのポリプテルスも折り畳むように飲み込んでしまう事がある。プレコもポリプテルスの体表を齧ったり縄張りを主張して体当たりすることがあるため注意したい。シノドンティスやドラスの仲間は比較的混泳させやすい。
シクリッドは元々気が強い魚なので、デルヘッジ1匹にシクリッド1匹のような少数での混泳はおすすめできない。比較的混泳させられる事の多いシクリッドの「オスカー」は気が強いので混泳には注意が必要です。
3〜4匹の魚がいる中にオスカーやパロットファイヤーなどのシクリッドを投入する分には問題ないでしょう。

水槽

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デルへジィは全長40cm程度に育つので、単独飼育をするなら最低でも60cmワイド水槽(横幅60cm×奥行き45cm)の水槽が必要。
理想的の水槽サイズは全長の2倍以上となる90cm水槽である。90cm水槽なら同種を3匹に中層を泳ぐ中型の混泳魚を1〜2匹程度収容できる。予算とスペースに余裕があるなら最終的には90cm水槽を用意しよう。

とは言え幼魚のうち30〜60cm水槽から飼育を始めれば良い。全長が水槽の奥行きか横幅に近くなったら水槽サイズを大きくしよう。

デルヘッジは水を汚しやすい魚なので上部式フィルターをメインに、投げ込み式や外部式フィルターを組み合わせるのがおすすめ。
ろ材には目詰まりし難いリングろ材を選択しよう。

水質

デルヘッジの飼育に適したPH(ペーパー)は5.5〜7.5の酸性から弱アルカリ性です。濾過が機能している水槽では、アンモニアが亜硝酸となり亜硝酸が分解されて硝酸塩になりますが、この最終分解物質である硝酸塩が蓄積すると、硝酸塩の濃度が高まるにつれてペーパーが下がってきます。PHが5.5〜6.0を下回らないように、水換えで6.0〜7.5の間を維持するようにしましょう。

デルへジィの飼育に適した水温は26〜28度で、幼魚のうちは成長が早くなるように水温を28度に設定すると良いでしょう。水温が高くなると新陳代謝が盛んになり餌食いが1.5倍くらいになるので弱い幼魚期を早めに乗り切れますよ。
デメリットとして水温を高くして餌食いが良くなると糞の量も増えて水が汚れやすくなります。水換え頻度を増やしたり、一回の水換えで交換する量を増やすなどして水質悪化に対応しましょう。

エサ

ポリプテルス・デルへジィは肉食魚なのでメダカや小赤(金魚)のような生き餌さや、キャットやミニキャットなど底層肉食魚用に作られたタブレット状の餌を与える。
メダカやアカヒレと言った生き餌も好んで食べるので、より大きく育ってたい人や出来るだけ早く成長させたいならデルヘッジが30cm以上に育つまで水槽内に常に生き餌が泳いでいる状態にしておくと良い。
生き餌が可愛そうなら代替え品として牛ハツも高タンパクで成長が早くなる餌として知られている。茹でた牛ハツを口に入りやすいサイズにカットして与えると良い。

10cm未満の幼魚期はアカムシも好んで食べるので、冷凍アカムシを人工飼料と合わせてバランス良く与える。とは言え最近の人工飼料は栄養バランスが優れているので、生涯人工飼料のみで飼育しても問題はありません。

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病気

ポリプテルス・デルヘッジは滅多に病気に掛からない強健種である。幼魚期の白点病にさえ注意すれば病気にはならないと言っても良いくらいだ。
注意が必要なのは水質の悪化やPHの低下による肌荒れや粘膜剥離である。体表や目が白く濁ったり白い粘液が分泌されているなら水質の悪化を疑おう。

繁殖

ポリプテルス・デルヘジィは水槽内でも繁殖が可能。オスメスは尻ビレの形状の違いで見分けることが出来る。
誕生から3年程で繁殖可能となりペアを作るが、混泳魚が多い飼育環境ではなかなかペアができ難い傾向にあるようだ。
産卵が近づくとオスがメスに寄り添うようになり、オスが尻ビレでメスのお尻付近を抱き込むようにするとメスが産卵しオスが放精して卵を受精させる。
卵はばら撒かれてしまうが、毒が含まれていると言われており外敵に捕食され難いのだそう。
孵化した稚魚にはヨークサック(卵嚢)と呼ばれる栄養が詰まった袋が付いており、ヨークサックが吸収されるまでの数日間は何も食べずに生活する。
ヨークサックが無くなるころからブラインシュリンプを食べるようになり、10mmまで育つとイトミミズやアカムシを食べるようになる。