ホウボウの釣り方と食べ方|タックル、仕掛け、ルアーフィッシング

ホウボウ 釣り方 ルアーフィッシング

ホウボウは赤い体に羽のような大きな胸鰭、海底を歩ける足のような腹鰭を持つ派手で不思議な魚ですが、釣りの対象魚であり、市場では高級魚に分類される美味しい魚です。ホウボウは元々、ヒラメ釣り・泳がせ釣りなどのエサ釣りやジギングの外道で釣れる魚でしたが、近年、ホウボウ自体をエサ釣り・ジギングなどルアーフィッシング釣るホウボウ釣りの人気が高まっています。
今回はホウボウの釣り方や仕掛け、タックル、ルアーフィッシングについて紹介します。

ホウボウとは?

ホウボウ 釣り方 ルアーフィッシング
ホウボウとはカサゴ亜目に属する海水魚で、水深25〜600mの浅場から深海の海底に幅広く生息しています。そのためショア(丘)から釣れることは少なく、ホウボウを釣るなら船釣り・ボート・サップを使用して沖に出ないといけません。
分類は「硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目ホウボウ科ホウボウ属」になります。カサゴに近い仲間とは言え赤い以外はあまり似ていませんね。
体色は全体的に鮮やかで、胸鰭以外の部分が赤に灰色・白が混じり、羽のような胸びれは緑色で青い斑点が入ります。腹鰭が棘上の足のような器官に変化しているのも特徴で、この足のような腹鰭を使い海底を歩くこともできます。
小型の個体は甲殻類や多毛類を捕食しており、大きくなると魚も捕食します。このため大型のホウボウがヒラメの泳がせ釣りや落とし込み釣りで釣れる事があります。

ホウボウの生息地

ホウボウの生息地は北海道南部以南なので、ほぼ日本全国で釣れると言っても良いでしょう。
産卵期は3〜5月で卵から孵化したばかりの稚魚は親とは似つかない真っ黒い体色をしています。

ホウボウの食べ方

ホウボウの食べ方ですが、ホウボウは高級魚であり、上質な白身魚なので色々な料理で食べることができます。旬は秋から春の寒い時期が脂も乗っていて美味しいですよ。
あまり鱗が発達していないため見た目の割に下処理は簡単で、ヒレを落として鱗を擦り落とし、後は通常の魚と同様に3枚におろして血合い骨を取り除く、料理によって捌き方を変えて下さい。
おすすめの食べ方は新鮮なら刺身が美味、通常は加熱調理する事が多いが、釣ってきたホウボウならまず刺身で味わいたい。火を通すと身がやや硬くなる。
煮付けは漁師の家庭料理で、塩焼きなども美味しい。ホウボウのアラからは良いダシ汁がでるので、汁物などで利用したい。
開いてみりん干しなど干物にする事もできる。

 

ホウボウの釣り方

ホウボウ 釣り方 船釣り
ホウボウの基本的な釣り方は船釣りになります。場所によってはショア(丘)からも釣れますが、ほとんどが水深が深い沖合にしかいないので、釣れる場所が限られてしまいますし、なかなか狙って釣ることは難しいでしょう。なのでホウボウを釣りたいなら「エサ釣り船」か「ルアー船」に乗って釣るのをおすすめします。

エサ釣り(船釣り)

ホウボウ釣り 仕掛け タックル

出展平塚庄三郎丸釣り物・仕掛け図より

ホウボウのエサ釣りではサバやサンマの身餌を使って釣る事が多く、タックルは船用のライトゲームロッドやライトジギングロッドに、小型ベイトリールを組み合わせたライトタックルが使われる。
エサ釣りならあまりタックルに拘らなくてもホウボウを釣る事は可能です。船宿が用意しているなら初心者や試しに釣りたい人はレンタルタックルでも構いません。基本的には、ホウボウは釣り初心者でも簡単に釣れる魚ですから、専門的に狙う人以外はあまりシビアにならなくても大丈夫ですよ。

ホウボウ釣り専用のタックルを用意するなら下記の記事を参考にして下さい。もちろん、貴方が釣りに行くエリア・地域・船宿によって必要なタックルや仕掛けが違う可能性があるので、まずは乗船する船宿のホームページを確認しましょう。

ロッド

船釣り
先調子・6:4〜7:3で長さ2.5〜3mのアジ竿・マダイ竿・ヒラメ竿などの船竿・船釣り用ライトゲームロッド(万能船竿)、ジギングロッドなど30〜60号程度の重り負荷に対応したもの。ホウボウ釣りはあまり仕掛けの抵抗もありませんし、激しく動かさないので、多少はオモリの号数がオーバーしていても使えますし、長さも融通が効きます。
試しに釣りに行く程度なら手持ちのロッドから使えそうな物を選んでも良いかと思います。

ライトゲーム BB モデラート 64M265 [大型便]

ライトゲームモデラートBBはホウボウ釣りやアジ釣りなど20〜120号までの重りを使用する船釣り・ライトゲームにおすすめの万能ロッドです。

リール

バルケッタBB
200〜300番の小型ベイトリール(両軸リール)・小型の電動リールを使用します。ホウボウ釣りなら深くても40〜60mを釣るので、手巻きリールでも大丈夫かとは思いますが、他にも色々な釣りに使うなら電動リールを購入しても良いでしょう。
エサ釣りなら必要な太さのラインさえ巻ければ、あまりリールサイズはこだわらなくて大丈夫。今持っている大きいリールにラインを巻き直すだけでも構いません。
手巻きリールには水深がデジタル表示されるカンター付きもありますが、自重が多少重くなります。基本的に水深はラインを見ればわかるので、カウンターの有無は好みで選んでください。

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ライン

シマノ タナトル
PEラインの1〜3号を150〜200m以上巻きましょう。海底を狙う釣りですが、何メートル巻き上げたが確認できる方が良いので、通常の船釣りと同様に4〜5色に色分けされ、1mピッチマーキングが入っているPEラインを使用してください。

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仕掛け

ホウボウのエサ釣りでは天秤仕掛けが使用される。重りは水深に合わせて30〜60号を使い分ける。使用するオモリは船宿に確認した方が良い。
仕掛けは吹き流しの1〜2本針で長さは1.5〜2mほど、ハリス2〜3号が主流です。ホウボウ専用の仕掛けは市販品が少ないので、基本的に手作りするか船宿で購入すると良いでしょう。キスやカレイ用の船釣り仕掛けを流用する事もできます。

釣り方・誘い

ホウボウ釣りで釣果を伸ばすには「誘い」が非常に重要です。まずら底取りからで、オモリは落ちていく過程で潮流の影響を受けて流されるため、ラインが斜めになってしまうので、着底したら一度糸フケを取ってからオモリを持ち上げ、3〜5秒待ってから再度底取りし、1〜2秒毎に1mづつしゃくり上げ海底から3〜4mくらいまで誘い上げて下さい。

ホウボウのエサ釣りはアマダイ釣りに似ていて「誘い」が釣果を左右します。オモリを着底させて海底を叩き土煙を上げてから仕掛け分巻き上げたり、さらに竿で1m持ち上げてからゆっくり元の位置におろす、軽く仕掛けを投げて海底を跳ねるように竿で仕掛けを持ち上げながら足元まで巻いてくるなど色々な誘い方を試しましょう。
海流が早いなら仕掛けが横になびくので、仕掛けの長さより海底から巻き上げる長さを減らすなど、エサがホウボウにしっかり見せる事を第一に考えることが1番重要です。せっかく誘いを入れてもエサが浮いていたりしたらホウボウはなかなか釣れませんよ。

2本ばりの仕掛けなら1匹が餌に食いつき動き回ると、釣られて他の個体も追い食いすることもあるので、少し泳がせて追い食いを誘うと2匹まとめて釣り上げる事も可能ですよ。

 

ルアーフィッシング

ホウボウはルアーフィッシングで釣る事もでき、ジギング、タイラバ、一つテンヤで釣る事ができます。釣り船によって必要なルアーやタックルは異なりますが、概ね30〜120gまでのルアーが使えるライトジギング用のタックルが有れば良いでしょう。繊細なアクションができるベイトタックルの方がボトムを狙いやすいですよ。
スロージギングやロックフィッシュ狙いのようにスロージャークやロングジャークでボトムを丁寧に探ると良いでしょう。
メタルジグで釣るならリアフックにヒットしやすいので、トリプルフックかシングルフックを付けておきましょう。