2020年の11月に入ってから東京湾イナダ・ワラサ釣りの釣り船でイナダが釣れまくっているそうな。釣る人は18匹も釣っているとか。釣果情報を確認するとマダイやイシダイ、ヒラソウダも釣れるらしい。早速、東京湾のイナダ・ワラサ釣りに行ってきました!
釣り船は、毎回お馴染み金沢八景「一ノ瀬丸」のイナダ・ワラサ船を利用。イナダが好調なのでマダイ船はお休みしてイナダとワラサに代替えしているみたいですね。マダイも混じって釣れていますよ。
受付を済ませたらクーラーボックスに氷を入れて、船に荷物を置いて、ライフジャケットとロッドホルダーを借りたら、後は出船までのんびりタックルを準備します。
イナダ・ワラサ釣りのタックルはダイワの船竿「ショットバイパーM-210」と手巻きリールにPE4号を巻いた物。ショットバイパーはちょいとお高いロッドですが20〜150号のオモリ負荷に対応するので汎用性も高くて、硬すぎず柔らかすぎずでアジ釣りからワラサ釣りまで、相模湾と東京湾の大抵の釣りに使えます。
デザインも特徴的で赤い竿に金のガイドな目立ちます(ちょいと派手すぎる気はしますが..(゚ω゚;A))
シーボーグ300MJのカラーと合わせたカラーリングなんでしょうか。
出船
八景島シーパラダイスの横を通り30分ほど走ってポイントに到着。すでに沢山の釣り船が集まり船団が出来ています。
船長から指示ダナ(ビシを合わせる位置)と水深を教えてくれます。仕掛けの長さ分指示ダナよりビシを落としてから、コマセを撒きつつ指示ダナまで巻き上げます。
朝からイナダが釣れる釣れる!
釣り始めからイナダが好調で、2流し目から立て続けにヒット!。ただワラサ用の仕掛けでハリスが6mと長いからか引き込むアタリは少なく、「コツコツ」とアタリが出る事が多く、竿先に出るアタリを見てアワセを入れて掛けていく感じ。
タナを1〜2m少し上にすると、いくらか引き込むアタリが増えます。
餌取りの活性も高いようで、他の方はイサキやヒラソウダ、フグなども釣れています。投入して2分で回収し入れ直していましたが、毎回餌が無くなるか齧られているほどです。
引き込む強いアタリが‼︎
引き自体はワラサほどでのパワーではないものの、ゴッゴッゴッと断続的に叩くような引きをみせます。常に引っ張ってくる粘りを見せる魚を、ゴリゴリ巻き上げる!
ハリスを手繰る水面に上がってくる黒い物体が
まさかのイシダイが釣れました!
2年ぶりにイシダイを釣りました(^。^)イナダ釣りのポイントでイシダイが釣れるとは運が良い。たぶん海底は岩礁か漁礁が入っているんでしょうね。
ワラサ級のアタリがあるも、ドラグはあまり締めず、ポンピング時に指ドラグで持ち上げて巻くのを繰り返すも、針の近くからのハリス切れ多発でワラサっぽい魚は釣り上げられず… 他の方もハリス切れしていたので大型のワラサなんでしょうかね?
イナダは相変わらず連発、針外れによるバラシもありながらコンスタントにアタリが出るので、しっかり速合わせを決めて掛ける釣りで順調に数を伸ばしていきます。
マダイも釣れた!
8号6mの仕掛けに食いつくマダイも居るのか.. いざコマセマダイ船で4号8〜10mと仕掛けで狙っても、なかなか釣れないのに8号ハリスに食い付くとは不思議なものです。マダイも活性が高いのかな?
イナダは相変わらず釣れまくり、もう要らないので船に積んであったクーラーボックスに4匹ほど入れました(´ω`)
イナダが沢山釣れるのは嬉しいけど、アタリがすぐに出るから竿を持つ腕とリールを巻く腕、どちらまシンドイ。腕でポンピングするのが限界なので、体も使って必死に巻き上げます。
教訓:沢山釣れる日にイナダを手巻きリールで釣るのはやめた方が良い!
スピニングタックルのジギングだと比較的楽なんですが、コマセ釣りはビシがついているから余計に大変なんですよね。握力も弱まってハリスを手繰るのも大変になってきます。
最後の方でマダイ釣りに移動することに
皆んな処理に困るほど充分イナダを釣ったので、最後の方でマダイ狙いのポイントに少し移動します。
短時間でマダイを2匹釣りました!
マダイ釣りの仕掛けを持っていなかったので、ハリス4号8mの仕掛けを船長に作ってもらいました。余りで作ってるからお金は要らないとのことでサービスが良いですね。
ドラグを緩めるように指示があるので、うっかりイナダワラサのドラグ設定のままマダイ釣りをしないように注意して下さい。マダイ釣りも棚取りは似ていて、指示ダナより5〜6mビシを落としてコマセを撒きながらタナを合わせます。
仕掛けが馴染むとアタリが出るので、待ち時間はイナダより長めに取りましょう。5分くらいで当たりが出なければ入れ直します。
マダイを釣り始めて数分で竿先に「ゴッゴッ」とイナダより強く叩くようなアタリが!素早くアワセを入れて巻き上げます。イナダと違い重みはありますが、あまりドラグは出さず時折り「ゴッゴッ」とマダイ特有の引を見せます。時々強く引くので無理に巻かず、プレッシャーをかける程度にゆっくりめに巻いて、竿の弾力とドラグで引をいなしながら、巻けるタイミングで巻けば問題なく上がってきますよ。
2匹のマダイを釣った後は餌が取られなくなってしまいました。船長いわく何本か釣られたからマダイも警戒しているらしい。マダイは直ぐに知恵がつくので、同じポイントで釣るほど難易度が上がっていきますね。
マダイのアタリを待っていると強い引き込むアタリがあり、勢いよくラインが引き出されます‼︎
ワラサかと思っていると、船長がメジマグロだと(なんで分かるんだろう??)
マダイ用の4号ハリスなので糸を出しながらも慎重に巻き上げます。(既にイナダ釣りで疲れた腕がシンドイ)周りの方とオマツリしながらもハリスを手繰り、現れたのは60cmくらいのメジマグロ(キハダマグロ)でした!東京湾でマグロを釣ったのは初めてです。
東京湾はメジマグロはリリースしないといけないので、写真のメジマグロは他所で釣れた参考写真です
マダイ狙いの4号ハリスでも60cm程度のメジマグロ(キハダマグロの幼魚)を釣り上げられるんですね。ワラサは8号ハリスでもハリス切れしたのに、4号でメジマグロが釣れるとは驚きです。相模湾だと細くても12〜16号のハリスですから、よく切れずに釣れたなーと自分でも驚きました。
その後、移動して最後の流しでもイナダが3匹釣れたほか、明らかにワラサっぽい引きでハリス切れが2回たりました。4号でワラサを釣るのは難しい..
2020年11月16日・東京湾イナダ/ワラサ釣りの釣果
2020/11/16日、東京湾のイナダ・ワラサ釣りの釣果はイナダ15匹、マダイ3匹、イシダイ1匹、メジマグロ1匹が釣れました。イナダは活性が高く15匹も釣れました。バラシも多数でしたが7匹くらいはクーラーボックスに入らず釣り船のクーラーに置いて帰りました。60cmくらいのメジマグロが1匹釣れましたが、東京湾は資源保護のためメジマグロはリリースと言うことで..|ω・ o)ノ”
ちなみに、イナダとマダイを釣り上げた数はす〜さんが1番です(マダイは同数の方がいるみたい)
寒くなって来ましたが、今年中にジギングも行きたいですね。
今がハイシーズンの東京湾イナダ・ワラサ釣りに是非行ってみて下さい。初心者でも沢山釣れますよ!
寒くなってきたので防寒対策はしっかり整えて釣りに行きましょう!手巻きで釣れば多少は体が温まりますよ。(腕が筋肉痛になりますが..)
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ショットバイパーはダイワの最高級モデルであるバイパーシリーズの万能竿的なロッドで、ショットバイパーM-210は20〜150号のオモリに対応。アジからワラサ、ヒラメまで使える汎用性の高いモデルです。
リールシート分割タイプなので仕舞い寸法も比較的短く持ち運びもしやすい。
【釣り リール】 PROTRUST パワーシップ POWER SHIP 300PH 【510】
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プロトラストのパワーシップ300PHはリーズナブルな価格ながら大半のパーツが金属製で強度と耐久性が高い手巻きリールです。4号なら180m巻けてドラグ力も8kgあるのでイナダ/ワラサの手巻き釣りには充分ですね。ハンドルが握りやすく、大きめのラバーグリップなのも嬉しいポイント。ダイワのダイナスター300より質感は良いと思います。
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夢の天秤は形状記憶合金製の天秤仕掛けで、水中で馴染むとほぼ一直線になるのでマダイや青物の渋いアタリも出やすい。