ダイワ・シマノ 電動リールのサイズと適した対象魚・釣り物

シマノとダイワの電動リールにはサイズや機種が何種類もあり、船釣り初心者だと、どの電動リールを選んだら良いのかわからない人もいるでしょう。今回は電動リールの選び方と、サイズ別に適した釣り物・対象魚を紹介します。

電動リールとは?

シーボーグ 800MJ 300MJ
電動リールはモーターと制御機器を内蔵した両軸リールで、船の電源または鉛・リチウムバッテリーから供給される12〜13Vの電力で駆動し、電源を入れれば自動で仕掛けや魚を巻き上げてくれる便利なアイテムです。浅場を狙うライトな船釣り除けば、大半の船釣りで電動リールが使用されています。
電動リールには釣り糸を除き使用に必要なケーブルや糸通しが全て付属しているので、船電源で使うならラインを巻けば使用できます。
ただし、初期設定と糸巻き学習には電源に接続しないといけません。自分で糸を巻くにはバッテリーに繋ぐ必要がありますが、大抵の釣具店はラインを購入すれば糸巻きはしてくれますよ。

サイズ・手番

ダイワ・シマノの電動リールには機種名の後にリールサイズを示す数字が記載されています。同じメーカーの電動リールであれば、数字が大きいリールの方がサイズが大きなリールになります。シマノとダイワで電動リールのサイズ表記が異なるので、下記でサイズ別に適した釣り物を紹介しています。

電源

電動リール リチウムバッテリー
電動リールは付属の鰐口プラグが付いた電源ケーブルを船の電源に繋ぐと船から電力を供給できます。注意点として電動リールのカタログスペックは13Aの安定電源を使用した数値で計算されているので、リチウムイオンバッテリーを使用しないと本来の性能が発揮できません。
船の電源は電圧が不安定で、電動リールの保護回路が働いて停止してしまう事があるので、大物釣りのような負担が大きい釣り物なら出来るだけバッテリーを使用しましょう。

価格による差

電動リールも3万円台の物から10万円近い製品まで、同じメーカーでも4種類ほどのラインナップがあります。高価な電動リールほど巻き上げパワーの強いハイパワーなモーターを搭載しており、巻き上げ設定など細かく設定できるのも特徴です。モーター自体もブラシレスモーターや、寿命の長いモデルが採用されています。自重も価格が高いほどより軽い製品が多いのですが、一部大型モーターを搭載している機種はかなり重い場合もあります。
ただ、安い電動リールだからと言って直ぐに壊れるような事は滅多になく、釣り船のレンタルタックルで長年酷使されているリールも多い。

ダイワとシマノを比較すると、同グレードだとダイワの電動リールはシマノより割高な傾向があります。シーボーグMJシリーズはシマノに無いギアの切り替え機能が付いています。耐久性自体に差は感じないので、機能面やデザインなどで選ぶと良いでしょう。
シマノのフォースマスター・ビーストマスターは探検丸親機を搭載した船なら探検丸子機と連携する機能があります。

シマノ・ダイワ電動リールのラインナップ

シマノ:プレミオ/ダイワ:タナコン

シマノのプレミオと、ダイワのタナコンは最も安いグレードの電動リールですが、両者とも2020年時点で1サイズしかラインナップが無く廃盤寸前です。

シマノ:プレイズ/ダイワ:レオブリッツ

シマノのプレイズと、ダイワのレオブリッツは幅広いラインナップとリーズナブルな価格が特徴。電動リールのエントリーモデルにおすすめ。

シマノ:フォースマスター/ダイワ:シーボーグ(Jモデル)

フォースマスターとシーボーグのJモデルは、上位モデルの基本設計を受け継ぐため、ハイパフォーマンスかつコスパも高い電動リールになっています。実用的には不満の無い十分なスペックを備えていますね。このクラスは大抵モーターが上位モデルと共通になっています。シマノのはフォースマスターから探検丸連携機能が搭載。

シマノ:ビーストマスター/ダイワ:シーボーグ(MJ)

シマノのビーストマスターと、ダイワのシーボーグ(MJ)は両社の最高グレードとなる電動リール。シーボーグMJシリーズはボタン操作でローギア・ハイギアの切り替えが可能。巻き上げパワーはシーボーグが最強。
ビーストマスターも巻き上げパワーは十分で、軽さ、探検丸連携機能でアドバンテージがある。最新モデルはリール自体の画面に魚群・海底状況の表示ができるモデルもあり。

電動リールのサイズと適した釣り物

シマノ300

糸巻き量:PE0.8-400m、1号-300m、1.5号-200m、2号-150m
シマノ300サイズは電動リール最小サイズで、細いPEラインを使用するタイラバ、ヒトツテンヤマダイなでマダイ釣りやタチウオ釣りに使用されている。

【使える釣り物】
テンヤマダイ、タイラバ、タチウオ

【ラインナップ】
シマノ:フォースマスター300

シマノ400

プレイズ400
糸巻き量:PE2号-200、3号-150m、4号-100m
シマノの400サイズはLTアジ釣りやタチウオのエサ釣り・テンヤ釣り、マダイ釣り全般など2〜3号のPEラインを使うライトな船釣りに適したサイズです。

【使える釣り物】
LTアジ釣り、タチウオ、ヒラメ、アミ五目

【ラインナップ】
シマノ:フォースマスター400、プレイズ400

ダイワ200・シマノ600

シーボーグ200
糸巻き量:2号-300m、3号-200m、4号-150m
ダイワ200・シマノ600番の小型電動リールは2〜3号のPEラインを使用するアジ釣りや、タチウオのエサ釣り・テンヤ釣り、ヒラメ釣り、ライトマダイ釣りなどに使えるリールサイズです。ダイワでは200番が電動リールの最小モデルとなります。

【使える釣り物】
アジ釣り、タチウオ全般、ヒラメ釣り、マダイ、アミ五目、電動ライトジギング

【ラインナップ】
ダイワ:シーボーグ200、レオブリッツ200
シマノ:プレイズ600

シマノ800サイズ

フォースマスター800
糸巻き量:PE2号-470m、3号-300m、PE4号-230
シマノの800サイズは少し深場のタチウオ釣りやマダイ、イナダ釣りなど少し糸巻き量とパワーがほしい釣り物にラインナップされているシマノ独自の規格。

【使える釣り物】
アジ釣り、タチウオ全般、ヒラメ釣り、マダイ、イナダ、ライト深場、アマダイ

【ラインナップ】
フォースマスター800

ダイワ300・シマノ1000

シーボーグ300MJ
糸巻き量:PE3号-400m、4号-300m
ダイワ300・シマノ1000サイズから巻き上げパワーもかなり強くなり、ラインさえ巻き変えればアジからマダイ、ワラサ/メジロなどの青物、イカ釣りまで様々な使える最も汎用性が高い人気のサイズです。

【使える釣り物】
アジ釣り、マダイ釣り、タチウオ全般、ヒラメ釣り、イナダ/ハマチ、ワラサ/メジロ、アマダイ、ライト深場、アミ五目

【ラインナップ】
ダイワ:シーボーグ300MJ、シーボーグ300J、レオブリッツ300J
シマノ:ビーストマスター1000、フォースマスター1000、プレイズ1000

シマノ2000

糸巻き量:PE3号-500m、4号-400m、5号-300m
2000番は最近シマノに追加された、軽さと余裕のある持った糸巻き量を備えたコンパクトモデル。中深場釣り、ワラサ/メジロ・ブリ釣り、イカ釣り、落とし込み釣りにおすすめ。

ダイワ400
糸巻き量:PE4号-350m、5号-300m
ダイワの400サイズは現状古い型のレオブリッツしか残っていないため、廃止される可能性が高いサイズです。300サイズのパワーアップと500サイズが軽くなり汎用性が高くなったため不要になったんでしょう。

ダイワ500・シマノ3000

糸巻き量:PE5号-400m、6号-300m
ダイワ500番・シマノ3000番は青物釣りや落とし込み釣り、中深場釣りなど大物釣りやラインスペックが必要な釣りに適した中型サイズ。

【使える釣り物】
青物(ワラサ/メジロ、ブリなど)、落とし込み釣り、中深場釣り、スルメイカ

【ラインナップ】
ダイワ:シーボーグ500MJ、シーボーグ500JP、シーボーグ500AT、レオブリッツ500JP、レオブリッツ500J、レオブリッツS500

ダイワ600

ダイワのサイズバリエーションには「600〜」となっていますが、2020年現在、ダイワに600サイズの電動リールは存在しません。実質廃盤サイズとなります。

ダイワ800・シマノ6000

シーボーグ 800
糸巻き量:8号-600m、10号-500m
ダイワ800・シマノ6000番はコマセキハダなどマグロ釣りや落とし込み釣り、深場釣りで良くの使用されるリールサイズ。このサイズからリールをしっかり固定出来るロッドクランプが付属しています。

【使える釣り物】
マグロ、ブリ、カンパチ、クエ、イシナギ、落とし込み、中深場、深場釣り(キンメ・ムツ)

ダイワ1000・シマノ9000

糸巻き量:シマノ/PE6号-1100m、8号-900m、10号650m、12号-550m
ダイワ/8号-1000m、10号-800m
ダイワ1200・シマノ9000は深場釣りや南方の落とし込み釣り、マグロ釣り、深場釣りに使用される大型電動リール。

ダイワ3000

糸巻き量:PE12号-1400m、15号-1100、30号-600m
マインパワー3000はダイワ電動リールの最大サイズ。電源はダイワ・シマノで唯一のバッテリー直列による24vを使用。圧倒的なパワーと豊富なラインスペックで、本格的な深場釣りや巨大マグロ、カジキ釣りなどに使用される。