アクリル水槽の特徴・メリット・デメリット|割れにくく地震に強い、強度、耐久性、寿命、大型水槽

アクリル水槽 特徴 メリット デメリット
アクリル水槽 特徴 メリット デメリット

アクリル水槽は大型水槽では定番の水槽で、割れにくい特性と、自重の軽さ、透明度の高さで、主に120cm水槽以上の大型魚の飼育水槽で使用されています。近年、地震対策や、子供・ペットがいる家庭で使用する場合、ガラス水槽より安全性が高いため、小型水槽でもアクリル水槽を選ぶ人も増えています。
アクリル水槽にはメリットも多いですが、デメリットも色々あるので、アクリル水槽の特徴を理解して選ぶ必要があります。

アクリル水槽の特徴・メリット

アクリル水槽

割れにくい

熱帯魚 混泳 大型魚
アクリル水槽はガラス水槽より弾性があり歪みにも強いので、瞬間的に強い衝撃が加わっても割れにくく、多少物が当たったくらいでは簡単には破損しません。大型魚が暴れたり、うっかり何か物をぶつけても割れにくいので、子供やペットがいる家庭での使用も安心です。
ガラス水槽は子供が投げたオモチャや、倒れた物が当たって破れる事故が起きる可能性があります。

割れても被害が少ない

もちろんアクリル水槽も強度の限界はあるので割れますが、ガラスのように細かい破片が発生しにくく、水も一気に吹き出すほどのダメージは受けにくい。

重量が軽い

アクリル水槽は「アクリル樹脂」で作られているので、自重が軽いのも大きなメリットです。120cm水槽以上のサイズなると、ガラス水槽では一気に自重が重くなり軽く20kgを超えてきます。
150cm水槽になったらガラス水槽だと運搬は困難ですし、そもそもガラス水槽で作っているメーカーがほぼありません。
横幅120×奥行き60×高さ45cm以上の水槽サイズは、アクリル水槽を選ぶ人がほとんどです。

大きな水槽ほど価格が安い

アクリル水槽は「横幅120×奥行き60×高さ45cm」以上の水槽サイズなら、ガラス水槽より安く購入できるようになります。
逆に120×45×45cm以下の水槽サイズなら、大量に生産されているので、ガラス水槽のほうが遥かに安く購入できます。

加工の自由度が高い

アクリル水槽 配管
アクリル水槽は加工の自由度が高く、円形水槽なんかも作れます。蓋が跳ね上がらない二重フランジの追加や、水槽の上下につく帯の有無、オーバーフロー加工など、水槽に求められる大抵の加工が可能です。

特注サイズも注文できる

アクリル水槽は常にアクアショップで売っている水槽ではなく、大抵ショップで注文するか、自分でアクリル水槽メーカーに注文します。
この時に希望があれば、水槽サイズをレギュラーサイズ以外の特殊な寸法に注文する事もできますよ。

「横幅120×奥行き75cm×高さ60cm」のような狭いスペースで、大きな容量を確保できる水槽も特注できます。このサイズなら、アクリル水槽メーカーの見積もり一覧に入っているサイズですけどね。真四角の水槽でも作れます。
パワーのある大型魚・ナマズなどを飼育する人は、アクリル板の板厚を倍にするなども可能です。

大手アクリル水槽メーカー以外では、あまり専門性の高い水槽は注文できない場合はあります。

透明度が高い

アクリル水槽
アクリル水槽は透明度が高いのも特徴。水族館の大型水槽は鑑賞面の板がアクリルで作られており、厚みが60cmあってもクリアな視界を保っています。
個人の水槽レベルでも、ガラス水槽だと薄ら緑や青みがかって見えますが、アクリル水槽なら透明でクリアに見えますよ。

アクリル板の種類で強度が変わる

アクリル水槽の素材となるアクリル板にも種類があり、安い押し出し加工で作られた低分子アクリル板を使用した水槽は価格が安くなりますが、強度と耐久性は低くなってしまいます。
見た目の違いはほぼ無いと言っても良いものの、水槽の歪みや、アクリル板の変形・膨らみが発生する場合があります。
やはり国産のアクリル板を使用した水槽の方が安心ですね。

接着方法で強度が違う

アクリル水槽は5枚のアクリル板と、補強用のフランジを接着して作られていますが、アクリルの接着方法によって強度が変わってきます。
強度が高い接着方法は重合接着・圧着溶剤接着ですが、それなりにコストがかかるため、一部のメーカーしか行っておらず、ほとんどのアクリル水槽は通常のアクリル用接着剤を継ぎ目に流し込んで接着しています。

表面の仕上げ

表面の仕上げはアクリル板そのままか、磨き上げてくれる場合があります。大抵のアクリル水槽なら、水槽の角は面取りされていますが、接着剤のはみ出しや板の断面に僅かな凹凸が残っているものも見られます。
仕上げの綺麗さも価格に比例すると考えて下さい。

アクリル水槽の注意点・デメリット

アクリル水槽
アクリル水槽にはデメリットも沢山あるので、長期間使用したいのであれば取り扱いに注意が必要です。

傷がつきやすい

アクリル 磨く 研磨 濁り くもり
アクリル水槽は樹脂なので簡単に傷が付きます。食器用のスポンジで強く擦るだけで、徐々に細かい傷がつき透明度が落ちていきます。悪化すると最終的には曇りガラスのようになってしまい、鑑賞に耐えられない状態になります。
傷付きにくいガラス水槽とは耐久性が違う点は注意しないといけませんね。

寿命が短い

強度が高いアクリル水槽ですが、ガラス水槽には無い紫外線(UV)による曇りやクラックなどの劣化や、経年劣化による濁り、接着面の剥離が発生するため、ガラス水槽よりも寿命は間違いなく短くなります。

ガラス水槽はシリコンを補修すれば強度を回復できますが、アクリル水槽の接着面の剥離やクラックは修復が不可能に近いです。
水槽内側の角にアクリルの角材を継ぎ足し接着する補強も可能ではありますが、見た目は悪くなってしまいますね。梱包的に強度を保つにも限界があります。

ちなみに、アクリル水槽が剥離して壊れてる際は板の一部、又は1枚全部が接着面から外れて落ちるので大変な事になります。
日頃から接着面はよく見て剥離が無いか注意しておきましょう。これは古い水槽だけでなく、平じゃ無い場所に設置した水槽でも起きる場合があります。

アクリル水槽を長く使用するために守ること

アクリル水槽を長く使用したいなら、窓の近くに置かない、完璧に平な台に水平に乗せる、プレコのようなアクリルを傷付ける魚を入れない、掃除の際に強く擦らない、など注意が必要です。

水底付近を掃除する際は、スポンジの間に砂を挟み込まないように注意してください。
大型魚水槽のコケ取り・お掃除生体は、プレコではなく、アクリル水槽を傷つけないカラープロキロダスを使用しましょう。

アクリル水槽の濁り・曇りを透明に戻す方法はこちらで紹介

紫外線に弱い

アクリルは樹脂のため、太陽光が直接当たるような場所に水槽を設置すると極端に劣化が早まります。曇りガラスのように濁る、細かいひび割れ・クラックの発生、接着面の剥離が発生しやすくなるので注意してください。
野外に放置したプラスチック製品と同じように、柔軟性も低くなるり割れやすくなります。

価格が高くなるかも

120×45×45cm以下の水槽サイズだと、アクリル水槽の方が価格が高くなります。逆に120×60×45cm水槽以上はアクリル水槽の方が安いですね。

安物に注意

安物のアクリル水槽には明らかに強度が低い水槽があるので注意して下さい。水槽サイズに対して数ミリほど板厚が薄かったり、安いアクリル板を使用しているなどの原因により、水を満タンに入れると水槽のアクリル版が膨らんで歪む粗悪品があります。

アクリル水槽を購入する際は、価格だけで判断せずに、メーカーや使用者のレビューなどを調べてから購入する事をおすすめします。

上下に帯が付いたアクリル水槽の「帯」補強も兼ねているので安い水槽が多い印象ですね。もちろん、帯付き水槽が悪いと言う訳ではありません。

中古品は要注意

アクリル水槽を中古品は使用環境がわからないので、個人から買うならかなり気を使わないといけません。窓際に置いてあったりすると、接着面の状態も

手作り水槽に要注意

アクリル水槽の構造自体は単純なため、専門の水槽メーカーだけでなく、手作り水槽を販売している人もいます。しかし、水槽は破損や水漏れによる損害が非常に大きいので、そのような手作り水槽はよほど信頼できる人から購入するようにして下さい。

仮に水槽自体の補償があったとしても、部屋の家財や飼育してた魚の被害は補償されませんし、マンションやアパートだと、他の階の人に損害が発生したら賠償しなければなりません。

アクリル水槽メーカーから購入したほうが、水槽の不良なら損害の補償もスムーズに請求できる可能性があります。

まとめ

以下の主なアクリル水槽の特徴とメリット・デメリットを理解して、アクリル水槽を選びましょう。

●割れにくい
●軽く
●大きな水槽ほど価格が安い
●加工の自由度が高い
●傷が付きやすい
●寿命が短い

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