ガラス水槽の特徴とメリット・デメリット|強度・耐久性・寿命・熱帯魚・金魚・メダカ

ガラス水槽はアクアリウム全体で見ると最も使用率の高い定番の水槽です。120cmレギュラー水槽までなら大量に生産されており、ホームセンターやネット通販でも手軽に購入できますね。ガラス水槽はリーズナブルで長持ちする反面、ガラスなので割れたり、シリコンが剥がれて水漏れするなどの危険性もあります。
今回はガラス水槽の特徴、使用する上で注意したいポイント、メリット・デメリットを紹介します。

ガラス水槽の特徴・メリット

安い

ガラス水槽は大量生産されているので価格が安いのが特徴です。安いだけでなく、流通数も多くペットショップ以外にも、ホームセンターや通販など、色々な場所で購入できます。

水槽セットもある

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ガラス水槽には「金魚飼育セット」のような「水槽セット」も、各種水槽サイズで販売されており、手軽に熱帯魚や金魚・メダカなどの飼育が可能です。

透明度

ガラス水槽は製品によってガラスの透明度に差があります。気にならない程度ですが、安いガラス水槽だと中がうっすら緑色に見えることがあります。見た目にこだわる人は、やや高価になりますが、クリアガラスを使用した水槽を購入した方が良いかもしれませんね。

シリコン部分の違い

ガラス水槽は全てシリコンでガラス同士とフレームを接着しています。シリコンにも色や透明に差があり、半透明な乳白色のものから、黒・ブラックシリコン、クリアシリコンなどがあります。

基本的に水槽内側のシリコンは剥き出しですが、プレコ対策に、シリコンの上からプラスチックの板が貼り付けて補強されている水槽もあります。

有名なガラス水槽メーカー

ガラス水槽選びで迷ったら、大抵は下記の水槽メーカーのガラス水槽を選べば失敗する事はないでしょう。

【定番の水槽メーカー】
GEX(ジェックス)、Tetra(テトラ)、コトブキ、エーハイム

ガラス水槽のデメリット

割れやすい

ガラス水槽で1番のデメリットが割れやすいことです。ガラス水槽は硬い物がぶつかると結構簡単に破れるので、石や植木鉢のような硬い物を入れる場合は、倒れないように安定する置き方をしなといけません。

水槽の内外に関わらず、ガラス面の近くに硬い物を置いておくと地震でぶつかり割れてしまうかもしれないので注意しましょう。

荷物をぶつけたり、子供が物を投げて当たっても割れてしまうので、割れるのが心配な方は「アクリル水槽」を選んだ方が破損するリスクは少ないですよ。

水槽は専用台に置くこと

水槽を平な場所に置くのは当たり前なんですが、水槽専用の台に設置しないと、均等に底面に均等に重量がかからず歪んで割れてしまいます。
直ぐに割れなくても、少し時間が経ってから負荷が限界に達して割れてしまう事もあります。

下駄箱やテレビ台、キッチンカウンターなど、水槽台以外の場所に水槽置くと、設置場所が歪んで水槽が割れる可能性があるので注意してください。

特に底面にガラス板の「オールガラス水槽」は強度が低いので、設置する際に砂粒などを挟まないように注意が必要です。

水漏れ

ガラス水槽はシリコンでガラス板を接着しているので、経年劣化やプレコなどが齧ってシリコンが剥がれると水漏れを起こしてしまいます。

ガラス水槽の寿命

ガラス水槽に寿命は決まっていませんが、だいたい10年も使ったら新品に買い替えを検討しても良いのではないでしょうか。

シリコンが剥がれている箇所がある場合も要注意。シリコンが剥がれてくると、だいたい汚れが溜まって目立ってくるので、接合部に達する前に買い換えるか、自己責任でバスコークなどシリコン系接着剤を使用して補修しましょう。
ガラス水槽は安いので、無理に直して使わない方が良いとは思いますが。

ガラス水槽の種類

ガラス水槽と言ってもフレーム付き水槽やオールガラス水槽、フランジ付き水槽など、幾つかの種類があります。

フレーム付き水槽

水槽 フレーム付き水槽
ガラス水槽で最も一般的なのがフレーム付き水槽で。上下に黒や白いプラスチックのフレームが付いており、四方の角は半透明なプラスチックで補強されています。
ガラス水槽の中でも耐久性が高く、フレームがクッションになるので、水槽を掃除などで移動させる際に、角をぶつけて割る心配が少なくなります。

オールガラス水槽(フレームレス水槽)

オールガラス水槽
オールガラス水槽はシリコンのみでガラス板を接着した、一切フレームの無い水槽です。水中を切り取ったようなスタイリッシュな見た目になるため、インテリア性が高く、水草レイアウト水槽でよく使用されていますね。

フレームが無いため水槽の角や底面の強度が低く、慎重に扱わないと、欠けたり割れるリスクが高くなります。やや価格が高く、地震で水が揺れ動くと溢れやすいデメリットもあります。

フレームレス水槽にも底面だけプラスチックの土台が付いている水槽も見られますね。

曲げガラス水槽

曲げガラス水槽
曲げガラス水槽は水槽正面の角を、ガラスを曲げた加工で仕上げてある水槽の事です。曲げガラス水槽にもフレーム付き・オールガラス水槽があります。曲げガラス水槽もインテリア性を重視する人におすすめです。
やや価格が高くなるのと、角の強度が下がるので取り扱いに注意してください。
角の部分を覗くと金魚鉢のように歪んでみえるので、人によって好き嫌いが別れる水槽かもしれませんね。

オーバーフロー水槽

オーバーフロー水槽
オーバーフロー水槽(OF水槽)は「オーバーフロー式濾過」に対応した水槽で、水槽の下に濾過槽を設置するため、高い濾過能力を発揮してくれます。
水を汚しやすい大型魚の飼育や、デリケートな海水魚・サンゴの飼育にもおすすめですね。
水槽内に給排水用のパイプが付きますが、濾過槽やヒーターなど、ほとんどの機材が水槽台の中に収まるため、とてもインテリア性も高い水槽システムを構築できますよ。

オーバーフローデメリットとして、同じサイズの水槽より価格が5倍以上と、非常に高価になりますし、濾過槽も価格が高くなります。配管も基本的に自分で行う必要があります。

フランジ付き水槽

フランジ 水槽
フランジとは水槽内側に上部に付いている蓋を乗せる出っ張りの部分です。フランジ付き水槽は地震で水が溢れにくいメリットがありますね。フランジにネジ穴加工をすれば蓋が跳ね上がらないようにできます。
生産しているメーカーがほとんど無いので、価格はかなり高くなってしまいます。
ちなみですが、フレーム付き水槽にも、蓋を乗せる程度の出っ張りはありますよ。

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