飼育できない熱帯魚・爬虫類の処分・安楽死の方法|逃しては絶対駄目!

シルバーアロワナ

シルバーアロワナ
熱帯魚はアクアリウムでも定番の魚ですが、昔から飼育できなくなった熱帯魚を川や池に逃す人がおり、日本でも外来生物が大きな問題となっています。熱帯魚に限らず、ワニガメなど爬虫類も飼いきれなくなって捨てる方が多くテレビでも取り上げられていますね。
飼育できなくなった熱帯魚や爬虫類は、譲渡先を探ししたり、最悪は自分で殺処分するなど、飼い主として最後まで責任をもって行動する事が求められています。

飼育を始めたら最後まで面倒をみる責任があります

オスカー セパレーター 混泳

飼い主の都合で飼育を始める以上は、最後まで飼い主が責任を持って面倒を見ないといけません。これはどんなペット・生き物を飼育する場合も変わりません。

現在、哺乳類や爬虫類は購入する際は、最後まで責任をもって飼育すると契約書にサインを求められるはずです。

しかし、熱帯夜やワニガメなどの爬虫類を川や池に外来種を逃してしまう人はあとを経ちません。「可哀想だから逃す」と言う人が多いのでしょうけど、自分が逃した魚や爬虫類が、生きるために奪う在来種の命がある事を考えましょう。
可哀想だからと1匹の外来種を逃してしまうと、たくさんの在来生物の命が失われてしまいます。

逃すと言う行為は飼育者の怠慢以外に他なりませんから、出来るだけ引取先を探したり、最後は自身で処分する必要があります。

飼いきれなくなった熱帯魚・爬虫類の処分方法

特定外来生物は輸送や譲渡が禁止なので注意
まず注意しなくてはいけないのが、「特定外来生物」に指定されている生き物は、生きた状態での輸送・譲渡が法律で禁止されています。飼育している生き物が輸送や譲渡が可能か調べておきましょう。

近年、アリゲーターガーを含むガーパイクなど、熱帯魚でも外来生物法により、生きた状態での輸送や譲渡が禁止されている種類も増えています。
そのような生物は、飼育出来なくなった場合、殺処分するしかありません。

ペットショップに引き取ってもらう

1番確実性が高いのが購入したペットショップに引き取ってもらう事です。熱帯魚くらいは引き取り可能なお店は多いでしょう。熱帯魚ショップはホームセンターにもありますから、手広く探してみてください。
直ぐに持って行かずに、必ず事前に電話で連絡して引き取りが可能かを必ず確認しましょう。

引き取るショップ側は迷惑な場合もある

ペットショップや熱帯魚ショップでは販売した手前、サービスとして飼育出来なくなった生体を引き取りをしてくれる場合もありますが、無料だとしても必ずしも嬉しく思っているとは限りません。

混泳が難しく人気がない熱帯魚・大型魚や、状態が良くない魚、個人が繁殖させたグッピーなど、選別されていなかったり、サイズが小さく売り物にならない魚は迷惑になる事もあります。

お金にならない熱帯魚でも、生き物である以上は餌代や保管するスペースが必要ですし、個人が持ち込んだ魚は病気を持ち込む可能性もあるので、基本的には販売する魚と同じ水槽には入れられないのです。

小魚は大型熱帯魚の餌にされてしまったり、結局は酷い扱いをされる事になるかもしれません。筆者が昔働いていた熱帯魚ショップでは、商品価値のない売れない魚は引き取っても閉店後に肉食魚の餌にしていました。
ペットショップは引き取りのボランティアでない点には注意して下さい。

良い里親に引き取って欲しいなら、熱帯魚ショップに期待せず、自分で里親を探した方が良いかもしれませんね。

ヤフオクで引き取り先を探す

ヤフオクは魚類や両生類、昆虫など一部の生き物も出品可能です。1円から出品すれば大抵は直ぐに見つかるでしょう。ヤフオクは手渡し・引き取り限定が指定できるので、発送できない場合でも引き取り先が見つけられます。

発送対応もするのであれば、「死着保証無し」と記載して出品した方がトラブル防止になりますよ。

ジモティーで里親を探す

地元のフリマ掲示板であるジモティーではペットの里親の募集も可能です。ある程度近くの人に限られてしまいますが、それなりに引き取り先は見つかるみたいですよ。

殺処分・安楽死

引き取り先が見つからず、飼育を続けるのが無理なら殺処分・安楽死させるしかありません。

安楽死の方法

熱帯魚なら魚用の麻酔薬を大量に投入し、仮死状態にしてから冷凍庫で凍らせれば最低限の苦痛で済むでしょう。古代魚だと麻酔薬に耐性がないので、麻酔薬のみでも効果があるようです。
爬虫類も低温ですぐに活動が止まるので、冷凍庫に収まるなら同じ方法が可能です。

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神経締め

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冷凍庫にも入らないサイズでどうしようも無い場合は、首の後ろにナイフなどを当てて、ハンマーで叩いて一撃で脊椎を切断するしかありません。背骨さえ断ち切れば即死なので、苦痛は殆ど感じません。
大型魚や力が強い魚は麻酔薬も併用しないと、暴れて怪我をする可能性があるので注意しましょう。

氷締め

氷締めは、水槽の水を出来るだけ減らしてから、氷を大量に入れて低温で安楽死させる方法です。熱帯魚であれば低温には耐えられないので、徐々に動かなくなり活動を停止します。
仮死状態になっているだけの可能性もあるので、念のために冷凍するか、神経締めも行っておきましょう。

引き取り業者に依頼

地域によって無料・有料でペットを引き取ってくれる「引き取り業者」もありますが、全てが優良な業者とは限らず。転売してお金にならない生き物であれば、結局は処分されたり、何かのエサにされるのは変わりません。
メリット無しで活動する人は少ないので、あまり他人に期待しないようにしてください。