水槽ヒーターのワット数・容量の選び方|45・60・90・120・電気代

ヒーター 熱帯魚
ヒーター 熱帯魚

熱帯魚や水草を飼育するアクアリウムではヒーターが必須アイテムとなっています。しかし、ヒーターは熱帯魚用品で最も電気代が高い機材でもあります。今回はヒーターの種類と、水槽毎に必要な容量・ワット数、1ヶ月に掛かる電気代の計算方法を紹介します。

水槽用ヒーターの必要性

ヒーター 熱帯魚
熱帯魚や水草は暖かい熱帯地域から輸入されてくるため、日本で秋冬春を乗り切るにはヒーターを使用して水温を約26℃前後に保温する必要があります。
金魚はヒーター無しでも飼育できますが、ヒーターで24〜26℃に保温した方が、病気になりにくく、健康に大きく育つメリットがありますね。

ヒーターは温度が下がると作動するため、水温は設定温度から+-1℃程度の変動があります。

ヒーターの種類

サーモスタット一体型

ヒーター 熱帯魚
サーモスタットとは温度センサーの事で、サーモスタットを内蔵したヒーターは「オートヒーター」と呼ばれます。水槽に設置すれば自動的かコントローラーで設定した数値にヒーターが設定水温を維持してくれます。
サーモスタット付きヒーターには「オートヒーター」と「コントローラー調節式」があります。

サーモスタット無し

サーモスタット無しのヒーターは別売りの「温度調整機能付きサーモスタット」に接続して使用するヒーターで、そのまま使用するとどんどん水温が上がってしまい、魚が茹で上がってしまうので、購入する場合は注意して下さい。

カバーの有無

ヒーターには火傷防止・ヒーターの破損防止のカバー付きと、カバー無しの製品があります。
近年のヒーターは最初からカバー付きで販売されている製品が増えていますが、カバーの中に隠れてしまうような魚(ドジョウ・ローチ)の飼育では注意が必要です。

水槽サイズとヒーターの容量・ワット数

ヒーターは全て対応水量がℓリットル表記で記載されています。水槽サイズで記載していないのは、スリム水槽やワイド水槽によって、必要となるヒーターの容量・ワット数が変わるためです。
水槽ヒーターを選ぶ際は、水槽に入る水の容量基準に、ヒーターの容量を選ぶ必要があります。
1リットルあたり3wで計算すれば、水槽に合ったワット数のヒーターを選べるでしょう。

ヒーターのワット数は余裕があったほうが短時間で水槽の水が温まり稼働時間が減るため、結果的にヒーターの電気代は安くなります。

【水槽サイズと必要なヒーターの容量】
30cm水槽:30〜50w
45cm水槽:80〜100w
60cm水槽:150〜200w
90cm水槽:300〜500w

水槽サイズは目安なので、東北地方など寒さが厳しい地域ではワット数が大きい容量のヒーターを選んでおいた方が良いですよ。容量に余裕のあるヒーターで早く暖めて、ヒーターの稼働時間を短くした方が電気代は安く済みます。

ヒーターの故障など安全性に配慮するなら、必要な容量の半分のワット数のヒーターを2本使うと、片方が故障しても水温が急降下することによる生体への影響を最小限に抑えられます

ヒーターの電気代

ヒーターの電気代は使用環境、家庭ごとの電気の契約内容によって大幅に変わってくるので、あくまでも目安でしか計算できませんが、下記の計算式を目安に電気代はわかります。

1w・ワットあたりの電気代は1時間で約0.027円が目安になります。
公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 新電力料金目安単価、税込27円/kWhを基準に算出。

150w・ワットのヒーターが1時間稼働すると約4〜5円の電気代が掛かるため、ヒーターが1日8時間稼働したとして、60cm水槽でも1日あたり約40円の電気代がかかる計算になります。
60cm水槽だとヒーターがフル稼働する真冬なら1ヶ月で1000円前後の電気代がかかります。

暖かい地域なら電気代は安く済みますし、寒い地域ならヒーターの稼働時間が増えて電気代が高くなってしまいます。

【ヒーターのW数と電気代の目安】
0.027×ワット数×1日8時間の作動時間×30日で計算しています。数は寒い地域では容量を増やしたり、作動時間が長くなるため電気代は計算より高くなると思います。

45cm水槽100Wで648円
60cm水槽150wで972円
90cm水槽300wで1944円
120cm水槽600wで3888円

水槽の電気代を節約する方法

アクアリウムを楽しむなら電気代は切り離せない問題です。最も電気代が高いのがヒーターの電気代なので、冬場は水槽の保温能力を高くして、ヒーターの作動時間を短くし電気代を節約しましょう。
簡単にヒーターの電気代を節約する方法には、

水槽の周りを断熱材で覆う

水槽の鑑賞面以外を断熱材や発泡スチロールで覆うことで電気代を大幅に節約できます。外部式フィルターとホースも断熱シートを巻いて熱が逃げないようにしましょう。
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水槽同士を並べて配置する

水槽 マンション
水槽を並べて配置すると設置する一面は同じ温度に保たれるので、意外と電気代の節約になります。熱帯魚屋さんの水槽が並んでるイメージですね。

部屋ごと温める

水槽の本数が増えてヒーターの容量が500Wを超えているなら、部屋ごとエアコンで温める方が電気代が安く済む可能性があります。室温が26℃なら水槽はそれ以下には下がりませんから、エアコンで室温を26〜27℃に設定すると良いでしょう。熱帯魚専用の部屋があるなら電気代はかなり安く済むでしょう。
ヒーターを使うとしても、一時的にエアコンで温める人が居る部屋に置くだけでも節約効果は充分あります。

夜は布を掛ける

人と同じように、水槽も布を掛けると熱が逃げずに冷えにくくなります。鑑賞しない夜だけ厚めの布を掛けておくだけでも水槽の電気代が違ってきます。
照明をタイマーで作動させている方は火事に注意して下さい。水槽に乗せるタイプのLEDライトなどは、湿度の影響を受けないように外しておくと良いでしょう。

寒い場所に設置しない

冷えやすい廊下や玄関、窓の近く、野外に面した壁際に設置しないなど、少しの工夫で水槽の電気代金を節約できますよ。

おすすめの水槽用ヒーター

アクアリウムで定番の人気の高いヒーターを紹介します。

GEX セーフカバー ヒートナビ

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GEXはセーフカバーヒートは立てて設置可能でスタイリッシュでスペースを取らないヒーターです。コンパクトなコントローラーで温度調整も可能なので、高音が必要なディスカスなど熱帯魚の飼育や、病気の治療など多用途に使えますね。温度調整可能なヒーターでは価格も安いヒーターです。

テトラ 26℃ミニヒーター

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テトラ 26℃ミニヒーター 50W 安全カバー付 MHC−50 淡水専用 SHマーク対応 統一基準適合 関東当日便
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テトラ26℃ミニヒーターはカバー付きで長さも短く、水槽内であまり目立たないデザインが特徴です。作動の確認ができるランプが本体に付いていて故障も判断しやすいのがメリット。価格も安く人気の高いヒーターです。

GEX スタンディ

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GEX スタンディSH160 〜60cm水槽用 26℃固定式 SHマーク対応 縦設置可能 関東当日便
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GEXのスタンディは縦向きでの設置も可能なため、水槽内で目立たないので人気が高いヒーターです。

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